これは日本人的なものなのかわからないけど、子供が生まれて人に会うたびに感じていたことを書いておく。うまく言えないけど、理想的なとか典型的な家族像、父親像、母親像みたいなものがあって、そこに当てはめようとする力学を感じるのだ。
父親にならされる
例えば、こんなことを言われたりする。
- 可愛い子のために一生懸命働かないとね
- 親になるっていうのはそういうことだから
- 子供ができたんだから○○しなさい
ずばり言うとぜーんぶ余計なお世話だ。悪気がないのであればさらにたちが悪いかもしれない。
「はいはい、わかりましたわかりました」と聞き流しているけど、こういうのも育児ノイローゼの原因になるのではないだろうか。ソースは忘れたけど、帝王切開した母親に「楽に埋めてよかったね」とか言う腐った老人もいるらしい。
なんか、自分たちのやってきたことが正義でそれ以外が悪みたいな極端な自己防衛だろうか。
こんなうがった話をしたら、英会話の先生であり、僕より数カ月先にパパになったドミーがいいコメントをくれた。彼の言葉が一番勇気になった気がする。
一番大切なのは、楽しむことだ。
まさにそのとおりだと思う。