ふわとろなたこ焼きのレシピ! ガチで大阪の味を再現中

関東と大阪のたこ焼きはぜんぜん違います。断言しましょう。銀だこはたこ焼きではないと!(宗教戦争レベル)。実家に帰ったときに真っ先に食べるのが「あほや」のたこ焼きです。ただ、自宅でも同じ味を出せないかを試行錯誤中。

作り方メモ

材料はこんなかんじ。粉は市販の粉で問題ありません。

ネギは、近所のスーパーで九条ネギがあったのでそれを愛用。普通のネギより食べやすいので子供がいる家庭向けです。

天かす(揚げ玉)は、市販の天華と、スーパーの惣菜エリアで売っている天かすを比較してみましたが、惣菜エリアのものは油が多いので天華がおすすめです。

スーパーの天かすと天華を比較していたので、↑には天かすを入れていませんが、ネギ、しょうが、天かすはまとめてまぜておくと、焼く時に楽になります。

タコは諸説ありますが、メスだこがやわらかいとか。見分け方はタコの吸盤が均等な大きさにならんでいるものです。オスだと喧嘩するときに吸盤を使うので、ある吸盤が異様に大きかったりするらしい。本当だろうか。

うちの家では1回に69個焼きます。たこだけは焼く個数にあわせていたいので、7等分ぐらいに切り分けてから、それぞれを10個ぐらいに切り分けます。

たこ焼きのタネ。これが一番のポイントだと思います。ふわとろな大阪風たこ焼きを再現するためには、水を多めにする必要があります。たとえば、市販のものだと、粉100gに対して、卵1こ、水300mlです。

自分の場合は、粉100gに対して、卵1こ、水450〜500mlぐらいにしています。

さらに、水にはだしを入れると香りと味わいが広がります。市販の白だしを使ってもいいですが、めんつゆを10分の1で薄めるぐらい(うどんスープの割合)で使うと、醤油の香りが残って美味しく感じます。

長芋は好みによりますが、なくても問題ないです。いくらきれいにすっても山芋のざらざらとした食感はなくならないので、入ってないほうがとろり感が増す気がします。

鉄板はコンロに乗せる岩鋳の南部鉄器を愛用しています。重みがあり、タネを流し込んでも温度が下がりにくく、一気に焼けます。

ただし、みんなでわいわいたこ焼きパーティするなら、電気タイプのものがいいかもしれません。ただ、それだと火力が足りないので、味が落ちてしまいます。

焦げない程度に火力を上げて焼き始めます。だいたい中火ぐらいで鉄板を熱しておき、ひっくり返して丸く形づいてきたら弱火・・・ぐらいがポイントです。火力が強すぎたり、長く焼きすぎると、トロリ感がなくなってしまいます。

タネをまんべんなく流し込み、タコとそれ以外の材料を載せます。そして溢れない程度にタネをまた流し込みます。あふれるぐらいいれないと、きれいに丸くなりません。

丸く一気に焼き上げるのがポイントです。ここまでくれば、弱火に落として、全体がきつね色になったら完成です。