
タイガースファンみたいです
GW明けからとった育休も、はや1ヶ月が経とうとしている。やはりやってみるといろいろわかるものだ。ひとまず、先に結論を言うと、家族にとって育休をとってよかったが、自分にとっては良くないのかもしれない。
育児と家事、炊事
家事については、一人暮らしをしていたので苦にならない。土曜日にまとめてやっていたことを定期的にやればいいだけだ。料理については毎日全食二人分必要なので、ちょっと大変になるが弁当を買いに行ったりもできるので気にはならない程度。
育児で必要な作業に対しては大変ではなかった。オムツ交換もスピーディーにできるようになったし、沐浴もタイムを計測することで時間を大幅に短縮、かつ清潔に洗えるようになった。
問題は時間だ。噂通り、数時間に1回の授乳や、定期的なおむつ交換が必要になる。これがとても大変なのだ。1ヶ月たって寝る時間は3時間まで伸びたが、それでも8回作業しなければならない。
この3時間もぶれまくるので、時間を決めて勉強ができない。ちょっとやってオムツを替えて、ちょっとやってオムツを替えて・・・ともっとも効率の悪い時間の使い方になる。
そこで、可能な限り母乳を与えるとしても、嫁の体の負担は大きくなるので、嫁は22時に消灯。その後AM2時まで(今は0時までにしようとしている)僕が子供の相手をする作戦をとっている。そうすれば、AM2時から3時間寝てくれれば、嫁は7時間眠れるというわけだ。
ということで、横で「ヒャー!ピキャー!ムキュムキュ!・・・キョエ!キョエ!・・・ブブブブー」と寝ぼけつつも奇声を発しながらオナラを連発する娘を横目にブログを書いたり、勉強したりしている。騒がしいぞ、娘よ。
今、ようやくこういう体制が固まってきたが、それまでは正直にって「つらいなー」という時もあった。僕にとって一番こたえるのは、オムツ交換中にウンチやオシッコをされたときだ。しかも最高で3回も。思わず「三途の川やないか・・・」と天を仰いだ。
育休をおすすめする理由
多分、二人目が生まれるとすれば、また育休を取りたいと思う。やはり、出産後の女性の体はとてもつらそうで、それらが回復する20日ぐらいは、家事・炊事のサポートはあったほうがいい。実家に帰って両親のサポートが得られるならそれでもいいが、それが難しいならなにかしらのサポートが必要だと思った。
また、『産後クライシス』のようなことは、うちではまだない。この本のひどいところは、女心を理解できない男を一方的に原因にしているところだが、実際に家事を手伝ってみると、嫁に対する問題点はやはり見つかる。それがいいか悪いかではなく、それをどうしていくかが問題だ。別にクライシスと名前をつけて悲しむ意味などない。
そして、育休をとるときは、開いた時間を有効活用するために、はじめからいろいろと計画をしておくといいと思う。育休中は働けないので、スクールに通うとか、勉強する計画を立てるとか。
僕の場合、このへんが弱かったので、今もうまく時間を活用できていない気がしている。だから「自分にとってはよくない」と考えた。
時期については最低でも20日(どうも一般的にこれぐらいで嫁が運動できるようになるらしい)。ただ、1ヶ月過ぎたけど娘にかかる手間は変わらないので、2〜3ヶ月はほしいかなぁ。