新生児用の紙おむつ6種類を男目線でガチ比較してみた

新生児用おむつの比較

病院で使っていたメリーズが売り切れまくっていたので、その他の紙おむつを比較してみました。大きく見ると違いはそれほどないのですが、細かいところで好みが分かれそうです。

GENKI! 深呼吸シート 新生児84枚 by 王子ネピア

新生児用紙おむつ GENKI! 深呼吸シート

ティッシュや紙加工品の会社である「ネピアのGENKI!(ゲンキ!) 深呼吸シート 新生児用」。公式情報によるとやわらかさを超改良したそうです。いいこっちゃ。

  • たたんだ状態がコンパクト
  • 四角い形がおしりに合わないかなぁと思ったけど、受け皿になって悪くなかった(後述)
  • 楽天で見ても取り扱いが少ない印象
  • 紙臭さが強い
  • アンパンマンのプリントは必要ない
  • おしっこシグナルラインの間隔が広くわかりにくい(後述)
新生児用おむつ GENKI! 深呼吸シート
GENKIだけは四角い形になっている。

全体的にお知りにフィットする丸っこい形が多い中、どちらかというと四角い形が特徴的です。四角くてもフィット感に違いはありませんでした。

新生児用おむつ GENKI! 深呼吸シート
おしっこシグナルラインは、他の製品と違い三本のラインが離れた感覚に並んでいる。

赤ちゃんの服はボタンで止める全身タイツのようなものなので、ボタンの間からおむつが濡れてないかを確認します。GENKIの場合、おしっこラインはおしりの方から変わっていくので確認に手間取りました(女の子だからかな?)。また、ラインが数センチ離れた感覚で並んでいるのでさらに見難くなってます。

さわりごこちは他の製品とあんまり変わらない印象なので、さすがネピア品質、MADE IN JAPANだと思います。

こちらの商品がベースになっているウルトラプラスのレビューもこちらに書きました。

グ~ン はじめての肌着 新生児 114枚入 by エリエール(大王製紙)

おむつ GOO.N A
  • 全体的にパフォーマンスが高い
  • 比較的、価格が安い
  • 足のつけねに隙間ができるので心配になった
  • 柄があるのでおしっこシグナルラインがみにくい
  • ちょっと紙臭さがある

おしっこシグナルラインの近くに似た色の柄があるのでとても見にくい印象です。こういう柄っていらんよなぁ。また、GENKI!と同じく紙会社の製品ですが、同じように紙特有の匂いがありますね。気になる人はキライかも。

パンパース テープ Sジャンボ 新生児 90枚 by P&G

パンパース テープ Sジャンボ 新生児 90枚

漏れずにニコニコ、パンパースです。世界的生活品メーカーであるP&Gの製品ですね。友人曰く「金持ちはみんなパンパース」だそうです。

  • テープが伸びるのでフィットさせやすい
  • おしっこシグナルラインが一本で周囲に柄もないので確認しやすい
  • 紙臭さが少ない
  • 小さく捨てることができる
  • ポイントプログラムがある
  • テープの一部が両面テープむき出しなのがキライ
  • テープがつかみにくい
  • しまじろうの模様は不必要
  • パッケージにもサイトにもどこ製か書いてないのが不親切
  • 「Sジャンボ」というネーミングがわかりにくい

横のテープが伸びるので、他の製品よりピッタリ腰にフィットする気がします。ただ、おむつの幅がちょっと細い気がするので横漏れが気になりますが漏れたことはなかった。

2017年になって新型パンパースも登場しました。上記の夜に網目構造の吸収シートになっています。

さらにすごいのはその薄さ。上記のようにメリーズと比べると一目瞭然です。持ち帰る荷物も小さくなりますね。ただ、「ゆるゆるうんちの背中漏れが起きる」という意見をネット上で見かけたので性能には疑問が残ります。でも、ゆるゆるうんちはそもそもテープ型紙おむつでは防げない気も・・・。

パンパースには「はじめての肌へ」というタイプもあるので、次はそちらを見てみましょう。

パンパース はじめての肌へSジャンボ 新生児68枚 by P&G

パンパース はじめての肌へのいちばん Sジャンボ 新生児68枚
  • テープが伸びるのでフィットさせやすい
  • おしっこシグナルラインが一本で周囲に柄もないので確認しやすい
  • 紙臭さが少ない
  • 小さく捨てることができる
  • ポイントプログラムがある
  • テープの一部が両面テープむき出しなのがキライ
  • テープがつかみにくい
  • おしっこシグナルラインが後ろから変わることが多く見にくかった
  • パッケージにもサイトにもどこ製か書いてないのが不親切
  • 同クラスで2種類の製品ラインってのがわかりにくい


基本的な作りは変わらないみたいですが、公式情報によりますと「やわらかさアップの違い」があるそうです。また、上の製品と比べると枚数が少なくなり、1枚あたりの単価が数円高くなってます。なんのために分けているのかよくわかりませんね。

パンパース はじめての肌へのいちばん Sジャンボ 新生児68枚
上が「はじめての肌」。下が通常製品。

比べてみると、メッシュ部分で見た目の違いがありますが、さわりごこちの違いはよくわかりませんでした。ただ、大手だけあって全体的な使い勝手はわるくありません。

ムーニー エアフィット 新生児 90枚 by ユニチャーム

ムーニー 新生児 90枚

ユニチャームなので国産です。メリーズ、ムーニーあたりは似たようなパフォーマンスですね。

  • 全体的にパフォーマンスが高い
  • 紙臭さが少ない
  • フィット感がある
  • 後ろ前がわかりやすい
  • 似たような柄のせいでおしっこシグナルラインが若干見にくい
  • ディズニーの柄いらない

ムーニーは複数種類の柄がありますが、これがおしっこシグナルラインをとても見にくくしているのが残念です。

メリーズ さらさらエアスルー 新生児用 90枚 by 花王

産院で使っていたのがメリーズでした。はじめがこれだったので何かと慣れているため好感度が高いです。

  • 全体的にパフォーマンスが高い
  • 紙臭さが少ない
  • フィット感がある
  • おしっこシグナルラインが三本並ぶタイプで柄に紛れずとても見やすい
  • 謎の買い占めで手に入りにくく高騰している

メリーズは平均点が高い優等生タイプです。テープも取り付けやすくフィット感もあり安心して使えます。

番外編: ネピアの新製品「Whito」誕生

2017/08/20 追記。ネピアからこんな新製品もでました。肌触りはトップレベルかも。

https://daipresents.wordpress.com/2017/whito/

総評

おしっこラインの比較
おしっこシグナルラインの比較。全体的に真ん中に寄せる傾向がある。

私の場合、おむつに求める性能は「おしっこシグナルラインの見やすさ」「フィット感」「金額」の順番です。

おしっこシグナルラインだと「メリーズ」「パンパースはじめての肌」が見やすいイメージです。「ディズニーかわいい!」みたいな要素は、私にとって微塵も必要ありません。

次にフィット感ですが、パンパースとムーニーで一度うんち漏れすることがありました。しかし、おむつの付け方や姿勢・体勢に大きく影響するため、あまり気にしなくていいんじゃないかと思います。

そして、おしっこさらさら機能はあまり意味がなさそうです。なぜなら、うちの子の場合、おしっこするときに泣くので、さらさらかどうかは問題となりませんでした。紙質も匂い以外は大差ないです。

 メーカー価格(1枚あたり)生産国
GENKI!ネピア1,168円(14円)日本
グ~ン大王製紙(エリエール)1,419円(14円)日本
パンパースP&G1,625円(13円)不明
パンパース はじめての肌へP&G1,280円(19円)不明
メリーズ花王1,381円(15円)??
ムーニーユニチャーム1,580円(14円)??

最後に金額を見てみましょう。セールとかによって変動しますが、調査時の結果ですと、Amazonの場合、「パンパースはじめての肌へ」が目立って高く、もう一方のパンパースは安いですね。グーン98枚が1枚9円というのもありました。まとめ買いだと圧倒的にAmazonのほうが安いです。

店名パンパースはじめての肌へ(最安18円/枚)パンパース(最安15円/枚)メリーズ(最安17円/枚)ムーニー(最安15円/枚)グーン(最安14円/枚)GENKI(最安15円/l枚)送料
楽天241,233円1,419円1,742円1,234円1880円以上で無料
ツルハドラッグ1,265円(1,145円)1,458円(1,349円)1,728円(1,568円)1,519円(1,379円)2980円以上で無料
ドラッグストアウェルネス1,265円(1,145円)1,489円(1,349円)1,624円(1,474円)1,728円(1,568円)1,519円(1,379円)2980円以上で無料
マツモトキヨシ楽天市場店1,327円1,327円1,327円1,224円3000円以上で無料
姫路流通センター1,210円1,285円1,511円1,418円1,403円590円から
ハック楽天市場支店1,213円1,420円1,420円—-4000円以上で無料
西新オレンジ時計店1,280円1,458円1,531円1,445円1,370円500円から

楽天で値段を見るとこんな感じ(カッコ内の金額はポイントを引いた値段)。「グ〜ン」と「ムーニー」が安定して安くなってます。「パンパース」が安く感じますが枚数が少ないので注意が必要です。たかが1円ですが、単純計算で4歳までおむつを利用する場合、1円得して約14,600円、1年で5,475円ぐらいの節約になります。

Amazonは送料無料ですが、楽天で購入する場合は合計金額に注意が必要です。新生児用サイズのおむつは一日10枚で見積もっても約600枚必要になります。よって、買いだめして送料無料にするとよいでしょう。ポイントを稼いで次回に繋げられるのは楽天の魅力です。

まとめ

藤原家の結論としては値段の変動にもよりますが、入手困難&高価格化が課題ですが、産院から使っていたトータルで使い勝手のいい「メリーズ」が一押しです。紙おむつとしての総合力が高く、日本製ということで安心感があります。

次点は、伸びるテープのフィット感がステキな「パンパース」です。ぴったり感が腰回りからの漏れを防ぎ、コスパもよいのでメリーズが買えない Or 高い場合はこちらを選んでいます。ただ、「メリーズ」「ムーニー」「グ~ン」「パンパース」は並んでいい感じです。

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