
ビジネスが成長すると同時に組織も大きくなっていきます。採用が活発になると、新卒の育成や中途のオンボーディングコストが上がり、現場の負荷があがりがち。昔、コストを半減する作戦を考えました。
コストを半減する作戦
一番成果が出た方法はこんな感じでした。
- 今のオンボーディングにかかっている時間を計測する(チームに入ってタスク完了できるようになるまでの時間)
- 今かかっている時間の半分以下を目標に立てる
- 半分以下にするための施策を打ち出して実行する
- 定期的に振り返る
いちばん重要なのが2のゴール設定です。現状の半分以下のゴールを設定します。
5%削減や10%削減とかだと、小手先のアクション、少しの改善で達成できます。たとえば、「オンボーディングドキュメントをちゃんと書こう」とかは小手先になりがちなアクションで、よく考えるとやることが増えていて、結果的に運用コストもかさみ、改善のためのアクションがボトルネックになってしまったり。
そうならないようにするためには大胆なゴールが望ましいです。ぱっと言われても、すぐアクションが思いつかないぐらいの加減が理想です。
ゴールが設定できれば、現状とゴールのギャップを埋めるだけです。できない理由ではなく、できる方法を考えます。
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最悪の手段も書いておきます。それは、「新卒・中途で入った人にオンボーディングドキュメント・コンテンツを作成してもらう」です。
実際に困りながら作成するので、対応者の負荷は最大化してしまいますが、即効性高いアウトプットが期待できます。
リンク: 中途のオンボーディングどうやってますか?