
大型二輪免許を取得しました。教習所に通うのなんて何十年ぶりだろう。運転というスキルを確認するために、定期的に教習所に通うのも悪くないなーと思います。
きっかけ
仕事でもプライベートでも、いつの日も何かしらひとつはチャレンジをしながら生きていきたいなと思い、死ぬまでにやることリストにやりたいことをメモするようにしてきました。
このリストは映画『死ぬまでにしたい10のこと』 に影響されたものではありますが、願望は、言葉にすると実現するものです。そして、「したい」じゃなくて「やる」に書き換えることで、より多くが実現するのではないかと思うのです。
大きな成果を見てみると、去年のオリンピックボランティア、今年はコーチング資格取得とまずまず進捗のようです。さて次は・・・と考えたときに、目についたのが「大型二輪免許」でした。
中型があるならいらんやろーというのはそのとおりでして、はじめは教習所通いが「面倒だなぁ」と感じていました。しかし、久しぶりにパワーのあるバイクに乗ってみると、大人になって心に余裕がでてきたのか、昔はバイクに乗せてもらっていた感覚が、バイクに乗っている感覚になり、それがとても楽しくて楽しくてしかたがなくなりました。
そして、わずか13時間ほどの実技教習ではありますが、運転技術の向上が楽しい。うまくなるまで延々と練習するのが苦ではないので、夢中になって練習を繰り返しました(今はYoutubeがあるので家でもイメトレができるすばらしい時代)。
KANTOモータースクール 横浜西口校

教習所は自宅から近くて指定自動車教習所(これだと卒検が実技試験の代わりになる)のKANTOモータースクール横浜西口校です。
大学が近く、コロナの影響もあって予約がすぐ埋まってしまいますが、車の台数が多いので人の入れ替わりがとても早く感じました。パスモで自分の書類を受け取ったり、Webで予約できるのも今風。
中型免許を大阪の高槻で取ったときは、いつも不機嫌な教習官のじいさんが怒鳴り散らしていたイメージがあり身構えていましたが、どの方も礼儀正しく親切で情熱的で、「あのときはなんだったんだ・・・」と一瞬涙が出てしまうぐらいでした。おかげさまで的確なアドバイスをいただき、教習は最後までスムーズでした。

卒検のクランクでパイロンに当ててしまい一発アウトになりました。こういった試験で落ちたのは久々だったのでかなりショックです。試験中はなんだかふわふわして、自分が運転しているような感じじゃなかったので、試験特有の雰囲気に飲まれてしまったのかもしれません。
ただ、ミスのあった箇所を振り返ると、そういえば車幅をあんまり気にしていないなぁということに気が付き、補講ではクランクを何回も練習。どうも右に曲がるのがすごく苦手で(8の字は平気なのでハンドルだけで右に曲がるときが苦手?)、結局7〜8割ぐらいしか自分でコントロールできるようになれませんでした。このあたりは練習会とかに参加してもうちょっとうまくなりたい。
2回目の卒検でも、小さなミスが多く、合格のために守りの姿勢になってしまいました(課題はやっぱりクランクと、なんか乗れてない雰囲気があったので落ちないようにだけした一本橋)。試験なので合格するのが重要かもしれませんし、クランクみたいな道ほとんどないかもしれませんが、コントロールできていないということは、教習所の外だと事故につながるとも言えます。
また、緊張もあるかもしれませんが、年なのかもなぁとも思いました。バイクは不安定な乗り物なので、車の運転以上に気を使います。さらに両手足だけでなく、体を捻ったりするので全身運動でもあります。さらに瞬間的な判断力が必要なので、年齢によって鈍くなってしまうのは当然でしょう。老いが徐々にやってきているとすれば、このタイミングで気がつけたのはよかった。
いろいろありましたが、いろいろ気がつくこともあり、技術が身についた実感もあり、最後まで楽しいチャレンジとなりました。
子供が欲しがるまでは、ひとまずバイクを購入する気はないのですが、Honda Go BIKE RENTALのようなサービスもあるみたいなので、利用して湘南を久しぶりに走ったり、ゆるキャンの聖地巡りでもしたり、モビリティリゾートもてぎや交通教育センターレインボー埼玉でトレーニングを受けたりしようと思っています。
時間があれば、20年以上教習を受けていない、車の運転技術も磨いておこうかしらね。