ガントチャートがほしいならWrikeでプロジェクト管理がよさそう

みんな大好きガントチャート。様々なツールがこの機能を提供していますが、今回は最近話題の「Wrike」というプロジェクト管理ツールを調べてみました。Wrikeは結構古いサービスで、最近流行りのASANAがASANA VS. Wrikeという記事を書いているようにライバル関係のようです。

Wrikeの構成

タスク、プロジェクトやフォルダー、スペースとあります。

スペースは大きなくくりとなり、その中にプロジェクトやフォルダを作成できます。さらにそのなかにタスクを作っていくシンプルな作りです。

スペース

スペースの設定はシンプルです。公開非公開。あとはメンバー情報、ワークフローのデフォルト設定のみ可能になっています。

プロジェクト

まずは基本となるプロジェクト作成。プロジェクトなので開始日と終了日次が決められます。デフォルトのビューは、リスト形式、ボード形式、テーブル形式、ガントチャートと、アジャイル的なものからかっちりプロジェクト管理的なものまでそろっています。

みんな大好きガントチャートも簡単に作成できました。ガントな部分をドラッグして期間を決めたり、依存関係をびーっとドラッグして別のタスクにひっつけたり。操作性も抜群です。

次にリストビュー。ぐりぐりタスクの順番を並べ替えられるので、バックログとして使いがってよさそう。

つづいてテーブルビュー。エクセル大好きならこれですね。ただ、これならガントチャートでよさそう。

ファイルは添付ファイル一覧。ストリームは更新ログなどが流れます。タイムログは時間管理すればここで確認可能です。

プロジェクトにはワークフローを設定できます。たとえばチケット&ヘルプデスクのワークフローでプロジェクトを作ると以下のようになります。

タスクのアサインや承認などの設定も簡単にできるビューになりました。サービス開発していると

  • プロジェクト作業: 期限内の完了を目指してすすめる作業
  • 運用作業: 定期的に発生する作業

と大きく2つの種類のタスクがありますが、Wrikeではワークフローを変えてうまく対応できそうですね。

アジャイルなワークフローを選択したけど見た目は変わらず。ボードがそれっぽいけど。

フォルダ

フォルダを作成してみましょう。作成画面はプロジェクトとほぼ同じ。

フォルダの説明をプロジェクトと比較するとこうなっています。

プロジェクト: プロジェクトを使用することで、大きな目標の一部であるタスクを管理します。プロジェクトには、タスクとは別に、状況や終了日のような、追跡可能な機能が独自に備わっています
フォルダー: 仕事の整理や分類をする際にフォルダーを入れ物として使用し、情報の検索や共有を簡単に行います。プロジェクトとは異なり、フォルダーには追跡機能はありません

タスクトラッキングがないということですかね。そこまで求めないならフォルダでいい気がします。なぜなら・・・

フォルダの画面もプロジェクトとそんなにかわりません。フォルダのユースケースがまだあんまりよくわかっていません。

ざっと使ってみただけですが、シンプルな作りなのでとてもいいですね。僕の場合、ASANA、ZenHub、Trelloあたりを最近さまよっていますが、それらと比べても使い勝手は良さそうに見えます。