ソフトウェア開発に関わる仕事をはじめて早15年。なにかと話題になりがちなエンジニアの服装ですが、一昔前のように「オタクが多い」「チェックのネルシャツしか着ない」わけではなくなったように感じます。この記事では、ファッションにうるさい同僚によって独断と偏見で抽象化された「エンジニアや開発に関わる人間のファッションセンス」をご紹介。
注意:独断と偏見が入り混じった解説が含まれているため、冗談のわかる方のみ楽しめる(であろう)記事です。また、決して特定の人物を指しているわけではないのでご注意を。
プロデューサ / プランナー
新機能をプロデュースするプロデューサは、基本的に流行りものを身に着けています。ときおり一風変わったTシャツを着ている場合もありますが、掘り下げると一部ブームとなっているものに違いないはず。
ボトムはスキニーデニムをおしゃれにロールアップし、くつもまたおしゃれなローファーを履いています。
マーケティング
IT業界で有名なパワフルワード「キラキラ女子」は、まさにマーケティングを担当する方にぴったりな時代です。スカートは短すぎず長すぎずちょうどいい丈にするのがマーケティングの基礎。
基本無駄にヒールを履いていて、にこにこ元気で周囲を明るくしてくれる存在です。でも、トイレに入る瞬間に一瞬見せる、疲れた鋭い目はもしかしたら(ガクブルブル・・・)。
サーバサイド / バックエンド / API エンジニア
IT業界にもおしゃれな人材が入るようになってきた昨今ですが、サーバサイドにはまだ昔の名残りが残っており、一部の人間からは「ああ、なんて懐かしいんだろう」という意見も上がってきます。
チェックのシャツに合わせるのは楽なデニム。靴はアディダスやナイキではなくてニューバランスが基本です。
iOSエンジニア
Appleの精神に感化されたiOSエンジニアは、iPhoneやMacといったプロダクトと同じくシュッとした存在です。ワックスで髪を自然に立ち上げるのは当たり前。
基本的にモノクロのおさえた服装がおしゃれにきまり、ほとんどのiOSエンジニアがくるぶしを出して、靴にもこだわりを見せています。
Androidエンジニア
「まるで少年のよう」。これはAndroidエンジニアに送られる最高の賛辞です。iOSと比較されるAndroidですが、エンジニアもOSに左右され、ワックスは使わない自由な精神を尊重しています。
ちょっとおしゃれにくるぶしを攻めるiOSエンジニアとクレベルと、自由な風土を愛すAndroidエンジニアはふくらはぎまで思い切って出していきます。
QA / テストエンジニア
QAエンジニアを説明するには、時間がちょっと必要かもしれません。基本的に変人ばかりです。
そして、こだわる端末ごとに服装も変わり、Androidならおしゃれにこだわらない人が多く、iOSだと何かしらの強いポリシーを感じる服を着て周囲を困惑させます。
さいごに
最後に、頼んでもいないのに僕の服装についてご指摘をいただきました。
短髪と楽な靴は、めんどくさがりが多い自動化エンジニアでは定番です。「水陸両用」という言葉が大好きなので、服やズボンはすぐ乾く素材を選ぶため、最終的にアウトドアブランドにたどり着きます。1年のほとんどをサンダルで過ごします。
現場はタフで忙しいので、ポケモンGoでほっとひととき無心になることもしばしば。
というわけで、エンジニア(+プロデューサ、マーケティング)など、ソフトウェア開発に関わる人のファッションセンスを、職業別に分類してみました。
他にも書いてほしい職業があれば、 @kkkinosh までお気軽にどうぞ。