
「1年中サンダルですごせる国に住みたい」という夢を持つ僕としては、オシャレに興味はゼロだが、サンダルにはこだわりたい。今年は究極の走れるサンダル「ルナサンダル(LUNA Sandals)」を買ってみました。これはなかなかすごいサンダルです。
これまでのサンダル歴
ここ数年は、水陸両用からはじまり、ホールド力の高いサンダルを試してきました。
https://daipresents.wordpress.com/2015/lapua-kamaa/
https://daipresents.wordpress.com/2016/kaepa-flag-on-crew/
https://daipresents.wordpress.com/2017/shaka-neo-bungy/
僕の希望としては、以下の4点をサンダルに求めています。
- シュノーケリングでも使える水陸どちらも強いこと
- 海でも陸でも脱げにくいこと
- 夏場はサンダル出勤なので、歩き続けても快適なこと
- 朝ランできること
仕事でも休日や旅行でも使える究極のサンダルを探し続けています。
特に4についてはランニングシューズとサンダルを旅行に持っていっていましたが、今回見つけたルナサンダルがあれば、ひとつで十分なのです!
ルナサンダル (LUNA Sandal)

ルナ・サンダルとは何か? ルナ・サンダルを輸入しているサイトの説明を読めば、そのドラマティックな歴史に驚きます。
創始者であるテッド・マクドナルドは、長い間、ギプスのように固定された最新のランニングシューズで走り続け、痛みに悩んでいました。ある時、それらのシューズを投げ出し、走り出すことにしました。すると、たちまち彼の足は解放され、そこからベアフット・ランニングのパイオニアが生まれたのです。2006年春、ベアフット・テッドは数人のエリート・ウルトラ・ランナー達とメキシコは北部に位置する「コパー・キャニオン」を訪れました。そこでテッドは使い古しのタイヤから伝統のワラッチ・サンダルを作る名人で、伝説の民族タラウマラ族の「マニュエル・ルナ氏」に出会い、その作り方とその哲学を伝授されました。
「ルナ・サンダル」はここから始まったのです。
この物語の詳細は、『BORN TO RUN 』で語られています。僕はランナーではありませんが、世界を代表するウルトラランナーと、走る部族とのレースを中心に書かれたノンフィクションの物語には、圧倒されました。すごく面白い。
ルナ・サンダルはネットで購入できます。横浜のカモシカスポーツにも「オソ・フラコ」「ベナード」「オリジンフラコ」が置いていました。

ただ、選べるサイズが少なく、お値段も輸入費が入ってちょっとお高め。なので、公式サイトから購入するのがおすすめです。公式サイトだと日本にはない最新版を買えますし、カラーをカスタマイズできるタイプも選べます。
価格は送料込みで $95.00 USD で、当時のレートだと支払額は ¥10,479 JPY でした。

ベナードの新バージョン Venado 2.0 はもっともシンプルなサンダルです。重さも125gと、他のタイプのサンダルの半分ぐらいしかありません。
特徴的なのはその薄さ。大地の感触を直につかむために 9ミリという厚さになっています。グリップ力を心配しましたが、普段履きであればまったく問題なさそうです。

ルナ・サンダルは独特のサイズ選びが必要です。公式サイトから購入すると 0.3~0.4 きざみで選べるので安心です。サイズ表を印刷して自分の足と比べられるので、サイズ間違いも大丈夫。
僕の場合、普段 25.5cm なので Men’s 8(25.3 – 25.6cm) あたりになるのですが、ルナサンダルはぴったりな大きさが理想なので、小さめの Men’s 6.5 (24.0 – 24.3cm)を選んでちょうどぐらいでした。
ストラップはひとつなぎになっているので、簡単に調整できます。

足首の補助ストラップは取り外し可能です。これがあると、かかとの靴底のホールド感がまします。ただ、かかと部分のストラップがフィットしていたので、ストラップを外して走ってもとくに違和感はありませんでした。
普段履くときに一手間かかるので、しばらく補助ストラップなしで過ごして見る予定です。
*
試しに走ってみましたが、サンダルで走っている感覚です(笑い)。やっぱり、ソールが薄い部分がダイレクトに足に伝わってくるので、まさに裸足で走っている感覚になります。
親指に食い込むストラップが気になりましたが、フィット感を強くして走ればあまり気になりませんでした。サンダルだと親指と人指指の間が痛くなりがちですが、今の所問題なさそうです。
そして、『BORN TO RUN』にも書かれているように、ルナサンダルだとかかとから踏みこむ走り方だと走りにくいので、自然とつま先走りになってきました。走るのに使う足の筋肉も違うようなので、普段使わない部分がプルプルしていました。
まとめますと、
- シュノーケリングでも使える水陸どちらも強い
- 海でも陸でも脱げにくい(補助ストラップもある)
- 夏場はサンダル出勤なので、歩き続けても快適
- 朝ランできる
というように、僕が求めるサンダル要件を満たしたルナサンダルはすばらしいです。今年はこれを使い倒してみます。
配送の時間はかかりますが、公式サイト Luna Sandalsだといろいろ選べて便利です。