
子どもには本を沢山読んでほしいので、「毎月一冊絵本を買う」ようにしています。でも、月齢にあわせた本を選ぶのはとても大変。毎月、本屋でじっくり選んでいますが、何十冊とよんできたなかでも厳選した絵本をご紹介。
なぜ2歳なのか?
娘の場合、1.5歳ぐらいで絵本を聞くようになり、2歳になったぐらいで物語を楽しめるようになりました。だから、2歳は絵本を読みはじめるチャーンス。ただし、
- 長い物語は飽きちゃって最後まで聞きません。
- 1ページの文字数が多いと、直感的にそのページの意味がわかりません。1ページ1メッセージなのがポイント。
上記をふまえると、はじめてちょうどいい絵本だったのが『おはよう! しゅうしゅうしゃ』。32ページで1ページ70文字ぐらいがベスト。
いろいろバス

文字が少なくて絵がわかりやすい『いろいろバス』は、よみはじめの絵本に最適です。

テンポの良い作品で、ページをめくるたびに、バスの色にあわせた生き物が乗ったり降りたり。最後はたくさんのバスが大集合して・・・。最後のページになると子どもが大興奮すること間違いなし。
なにをたべてきたの?
この『なにをたべてきたの?』は、僕にとってはどこが面白いのかよくわからないんだけど、娘が大好きな本です。半年ぐらいたっても「ブタくん読んで読んで」ってなります。

ブタくんがいろんなたべものを食べていって、最後に・・・。この本は、味わいのある絵がすばらしい。
うみへいくピン・ポン・バス
『うみへいくピン・ポン・バス』は、僕の中でも最高傑作といえる絵本です。バスにのった人たちが、街を抜けて海へ。海が見えたドキドキを思い出す展開がいいんですよね。

そして、この作者の本は細かいところが面白い。上のように、前のページで屋根に引っかかっていた紙飛行機が、あるバス停で落ちてきたり、シリーズを通して登場する、屋上で演奏するオーケストラがいたり。
繰り返し読むたびに発見があるので、上にも登場した『おはよう! しゅうしゅうしゃ』、『はしれ!たくはいびん』、『ピン・ポン・バス』、『ざっくん!ショベルカー』と、シリーズを通して楽しんでいます。
まるまるまるのほん
『まるまるまるのほん』は、絵本の概念をくつがえす絵本です。といっても、仕掛けがある絵本ではありません。

この絵本にはボールが登場するだけ。でも、本をクリック(クリックって訳はどうなの? 谷川俊太郎さん!)したり、ゆすったり、傾けたりすると、ボールがあちこちに!
最後は、手をたたくたびに・・・なので、娘がキャーキャーいって手をたたいています。
ももたろう
日本人のソウルブックである『ももたろう』。あらためてよんでみると「どんぶらこっこ」じゃないんですね。そこだけあえて「どんぶらこっこ」に読み替えてしまうのが親のサガでしょうか。
だんだん仲間が増えていったり(仲間 = 勇気)、鬼を倒してお姫様を助けたり(鬼 = 悪い)する物語だけではなく、あわせて桃太郎の童謡もつたえていきたいものです。
14ひきのひっこし
14ひきシリーズでは『14ひきのあさごはん』が人気ですが、個人的には『14ひきのひっこし』が好きです。娘はねずみくんの名前を14ひきも覚えられませんが、シリーズを読んでいくとだんだん覚えていくものですね。僕には見分けがつかないんだけど。

そして、なによりもおすすめなのがこの絵。ジブリの描く森のような世界が広がっています。こんどはどんな冒険をするんだろう? シリーズ本がたくさんあるので、これからもちょっとずつ読んでいきたい作品です。
おわりに
選ぶのに迷ったら「いくつのえほん」があります。
https://daipresents.wordpress.com/2016/ehon/
まずは、ここの本を図書館で借りて、持っておきたい本を買うようにしています。
さて、次は何を読もうかな?