ひとつ前の記事で絵本を紹介したのですが、年齢ごとに絵本を選ぶのはとても大切な親の仕事だと思いました。今日は、もうすぐ2歳になる娘が大好きな「鉄板絵本」をご紹介。
ノンタンいないいなーい
絵本なんてわからない赤ちゃんレベルでも喜ぶ『ノンタン いない いなーい』。いろんな絵本がありますが、この本が一番反応が良かったです。
ノンタンシリーズは言葉を覚えるのにとてもよくて、同シリーズの『ぶらんこのせて』では数字の数え方を学んでくれました。
はらぺこあおむし
0~1歳だとストーリーを理解するのは難しいのですが、『はらぺこあおむし』はカラフルなのと、途中になんだか触ってしまう穴ぼこがあるので、何度も読むようにせがまれます。
あとはたくさん食べ物が登場するので、(ちょっと日本であまりポピュラーではないものがはいってますが)食べ物の名前をおぼえるのにも最適です。「おなかすいてたんだねー」とか話しながら読むと、自分のことのように聞いてくれます。
「ノンタン」と「はらぺこあおむし」は0歳でもじっと見てくれますね。0歳だと反応がないので、カラフルな絵本がよさげ。
まるさんかくぞう
「まる」とか「さんかく」とか一言話せるようになったら読みたい絵本がこの『まるさんかくぞう』です。外出するときに持っていくレベルの鉄板中の鉄板! 物語がなく、各ページに絵が3つ書いていらだけだったので、はじめは「この絵本喜ぶのかな?」と思ったけど大間違い! 指をさしながら「まる、さんかく、ぞう」と教えて「これは?」と聞くと「ぞう!」と、真似して答えてくれるのが読んでいてうれしい。
さらに、色も教えることができ、今ではひとりで「まる! まる! さんかく!」と声を上げながら読んでいます。繰り返しますが、この本はすごい。
おうたえほんデラックス
おばあちゃんがくれた歌付き絵本『おうたえほん』。ボタンを押すと曲が流れます。さすがに人間が歌を歌い続けるのは辛い。でも、この本がくり返し歌ってくれることで、手遊びをしながら言葉やリズムを覚えてくれます。
「おおきなくりのきのしたで」、「おもちゃのチャチャチャ」など、手遊びをふまえて読めば、おむつを変えるときに暴れだしたとしても、その歌をうたうことで鎮まります。そして踊り出す。
きんぎょが にげた
この著者の絵は個性的でいいです。なかでもこの『きんぎょがにげた』は探す系絵本なので「どこだろう?」って聞きながら読むことで、「同じ形を探す、見つける」という能力を育みます。
『かくしたのだあれ』という絵本もいいのですが、後半だんだん苦しくなる展開なので、どちらかと言われれば『きんぎょがにげた』がおすすめです。
こどもずかん
ものの名前を覚えるのにぴったりなのが『こどもずかん』です。絵がちょうどよくデフォルメされているので、実際にそのものをみたときに「バス!」「ひこうき!」と指差して言ってくれます。本と現実がつながった瞬間!
ただ、「くるま」がなくて「タクシー」「パトカー」があったりするので、まずは「くるま」「でんしゃ」とか大きく教えるといいかなと。また、日本語を先に教えたいので、英語読みはしていません。あとは、「ぶたさん」とか「さん」をつけるか悩みますねぇ。
おわりに
「月に1冊絵本をプレゼントしよう」と決めてから、考えながら調べながら絵本を選ぶようになりました。
おすすめの本はたくさん見つかるのですが、「その中でも自分の娘におすすめな本」は親が見つけるのが一番なので、試行錯誤しながら娘と読書を楽しむつもりです。