世界、daipresents、広がる年、希望に満ちた年

Sails in the Desert Hotel
Apple and Ayers Rock Uluru

なぜ「世界」というブログタイトルにしたか?

一番初めにホームページを作ったときに、そのタイトルを「The World – Little Star」にした。たしかGiocitiesかどこかに作った気がする。この名前の由来は至極単純で、Jojoの奇妙な冒険のスタンド名から取った。世界を支配する能力を持つスタンドがかっこよかったからだ。「Little Star」は、自分も含めた生きている人間は、小さなほしみたいにキラキラしているというところから名付けた。

その後、このブログはhatenaでは「賢者の贈り物」という名前になった。思うところや映画や本のことを書くことが多かったが、たまに僕自身を気に入ってくれるユーザがいて「あなたは賢者だ」と言われることもあったが、賢者は自分の回りにいるたくさんの人であって、私は賢者などではないと思っていた。賢者になりたいとは思っていた。はてなにはブログから本を製本してくれるサービスがあって、一度作ったことがあったが、それを読んでいると「ああ、ブログは人生なんだな」と感じたことを今もよく覚えている。その本は、まだ家にある。そして、MovableTypeでブログ構築したり、Pukiwikiに技術ネタをまとめた「フジハラボ」を作ったりして、それぞれをマージして今のブログになった。

「世界」になった。

最近、知り合った人から「世界って名前すごいですね」って言われて困っているが、「世界」にはいろいろな意味があり、Globalという意味の「世界」もあれば、私が見た「世界」、あなたが見ている「世界」とたくさんの世界がある。

なぜ「daipresents」というIDにしたか?

母親の影響で映画が好きになった。よくそのテロップに「○○ presents」というのがでてきて、「これはいい表現だ」と思ったのがきっかけだったと思う。いつか、自分が映画監督になったら、「daipresents」という文字を入れたいなぁとか妄想していた。自分もいつか、誰かに何かを伝えることができるような人間になりたいと思った。受け取るだけではなく、誰かにバトンを渡すような。

今年もまた、出会う人に恵まれて僕の世界はどんどん広がっていった。いろんなイベントに参加したり、海外のカンファレンスに行ったり、イベントを開催したり、後輩と一緒に勉強会で発表したり、たくさんの世界に触れ合う機会が多かった。

いろいろな世界と別れることもあった。災害により静かな威厳を感じることもあった。毎日を全力で生きているか心配になる時もあった。仲間と戦う楽しさも知った。何もしなければ、本当につまらない世界だったのだろう。

また、来年もそういうことを考え、生きていく年になるだろう。それでも世界は広がっていく。世界はそうやって変わっていく。

世界よ変われ。