エンジニアを続けるのか? マネージャになるのか?問題について

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昔、尊敬する上司がエンジニアからマネージャになったときのことを話してくれました。そのときのことはとても印象に残っていて、今思い返しても考えさせられる内容だと思っています。

Offersで「エンジニアからマネジメントポジションになる上で何か葛藤や良かった事などありましたか?」という質問を見かけて、回答したのがきっかけでもあります。やっぱり、みんな気になるよね。

回答にも書いたのですが、前述の上司の言葉は以下のようなものでした。

エンジニアリングをつきつめた結果、CTOになれる人ってどんぐらいいると思う? もし、そこまでやる覚悟がないなら、マネジメント側に進むのは悪くない選択だよ

まぁ、誰もがCTO目指せというわけではないでしょうが、キャリアを考えるきっかけにはなる話だと思います。

たとえば、僕は1on1でいろんなエンジニアと話していますが、キャリアについてこういう意見をたびたび聞いています。

技術を使っていろいろ実現したいとは思うけど、とにかく技術が大好き!というわけではないんです。

これは方向性の話だと思いますが、今のところ言えるのは、技術が好きなら突き詰めていく人生もあるし、技術を使うのが好きならそれでもいいだけこと。ただ、会社の文化として「技術大好き集まれ!」だったら、後者にとって過ごしにくいかもしれません。

昔、やる気ある新入社員を見て「辞めたい」と思ったことがある人という記事を書いたのですが、これも似たようなもので、自分より強い人が身近にいる(しかも若い)と、絶望を感じるケースもあると思います。そんなこと思わなくてもいいんだよ。と言うのは簡単ですが、やっぱり考えますよね。自分の未来は自分のものだし。

結局は、エンジニア VS マネージャという対立構造はなりたたず(昔は、「マネージャや管理職 = エリート」という考え方があり、今も古い企業や業界で同じ文化が残ってるみたいです)、自分の進みたい道を決めるしかなくて、その道を快適に歩いていける場所を見つけるしかないのでしょう。

自分はエンジニアもマネージャも両方やってきましたが、どっちも面白かったです。

今は、人を育てて大きな成果を出すのが面白いので、マネジメントが楽しいかなぁ。

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