
リモートワークで使っている寝室のWifiを強化するために、TP-Link Wi-Fi 無線LAN 中継器 「RE600X/A」を買ってみました。しかし、結論を先に書くと、僕の家ではあんまり意味がなかったみたいです。
TP-Link Wifi ルーター AX73/A(AX5400)も購入

TP-LinkのOneMesh(ルーターと中継器を1つの接続先にまとめて、ルーターが常に最適な接続先を選んでくれる)もついでに試しました。しかし、今使っているルータAX50はOneMesh非対応だったため、あわせて、TP-Link WiFiルーターAX73/A(AX5400)も購入しました。
Wi-Fiの「外部アンテナ」はこう調整して活用しよう! 「外付けの良さ」にこだわるTP-Linkに聞いてみたで知ったのですが、アンテナは垂直が基本だそうです。そうすると平行に電波を飛ばせるとのこと。

お、俺、間違えてた・・・。

ということで今回は、きちんとアンテナを垂直に設置しました。
Wifi中継機を試す

RE600X/Aは、コンセントに刺すだけで簡単に設置できます。親機に接続させることでまさに電波を「中継」するわけです。
それでは接続スピードを比較してみます。
AX73/AとAX50の比較
はじめに、ルータの比較を行ってみました。うちの家はルータのあるリビングと寝室があるアパートです。それぞれの部屋でのスピードを調べています。
まずは今のルータAX50で、それぞれの部屋のスピードを調べます。


リビングと寝室の間には1枚壁があり、廊下を挟んで扉が2枚あります。やっぱり、ちょっとスピードが落ちてますね。
次に、新しいルータAX73/Aで見てみます。


うちは集合住宅なので、回線は共有。時間帯によって波があるとは思いますが、ちょっとスピードが上がっている気がします。
中継機を使った場合の比較
次に、中継機を使った場合の接続スピードを計測します。中継機を
- リビングのはじっこに設置
- 廊下に設置
- 寝室に設置
と距離を変えて試しました。



中継機が近いほど接続スピードが速いように見えます。専用のアプリTP-Link Tetherを使って中継機の距離を調べると、「中継機をもう少し遠くに設置すると、接続範囲が最大化する」と表示されていました。
うちは2LDKのアパートなので、中継機を奥には狭いのかもしれません。試しに、中継機無しでつないでみると・・・。

なんと、接続スピードが最大になりました。。。
おそらく、我が家の広さだと、中継機がなくても問題ありませんでした。リビングと寝室に壁があるので、寝室で仕事をするときに、若干電波が悪くなるときがありましたが、電波の死角になっていたというわけでもなかったようです。家の広さもルータの範囲内だったので、直接つないだほうが速いのだと思います。
たとえば、広い間取りや壁が分厚い間取りや、2階建て、3階建てだと中継機が威力を発揮する気がします。また、中継機は電波を増幅してくれるわけではないので(その名の通り中継するだけ)、値段は高くなりますがメッシュWifiを構築したほうが良さそうです。