ICLで視力を矯正してみた

Photo by Adrian Gordon on Unsplash

もう30年以上メガネとコンタクトのお世話になってきましたが、40歳過ぎて人生の折り返し地点だし、これからはできるだけ不便なものを取り除こうと思い、ICLの手術を受けてきました。

ICL

ICLは眼内にコンタクトレンズをぶっこみ視力を回復させる方法です。最近では、レーシックに代わる方法として注目されています。

レーシックより優れた点は、角膜を削らないこと。角膜は削ったらもとに戻りませんが、ICLだと目にレンズを入れるだけなので、あとでレンズを取り除けば、原状復帰できちゃいます。

とはいえ手術は何かと大変で、たまたま近所によい目医者さんがいたのでラッキー。でも、白内障などの手術も多いみたいで、都合のいい時間をとるために1ヶ月待ちました。

手術前は細かい検査をたくさん行い、必要な眼内レンズを特定するだけ。手術も30分で終わるのですが、目の手術なのでぜんぶ見えちゃう! めっちゃ怖い! 目を開け続けるってまじで辛い!

目が乾燥しないようになにかの水をどばどばかけてくるので、アイボンしたときみたいに、プールに沈んでいる感じが続きます。息ができるけど息ができない気が!

とはいえ、痛みも少なく無事終わり、数日は保護グラスを付けたり、髪を洗えなかったりして困りましたが(美容室のような上を向いた洗い方はOK)、無事にやりすごしました。

30年ぶりの裸眼(裸ではないんだけど)1.5はさすがに感動します。

僕は眼鏡が大嫌いで、子供の頃にサッカーでヘディングのたびにメガネが曲がり、鼻パッドがあとになって痛いし、すぐにコンタクトに乗り換えてた記憶があります。

ただ、コンタクトも不便。旅行時の持ち物は増えるし、定期的に病院に行く必要があるし、毎日目に入れる行為が不衛生。

ICLによって、これまで感じた不便が一気になくなりました。これで、ダイビングのマスク水抜きも目を瞑らなくて良くなったぜ(海の中で目をつぶるの怖いんですよね)。

あえて気になる点を言うならば、乱視がひどくなってきている傾向があり、ICLがきっかけなのか老眼がはじまった気がして、近くのものが前より見にくくなった気がします。また、目の中になにか入ってる気がするので、慣れるまではしばらくかかりそう。

次の不便は「ひげ剃り」なので、ひげを永久脱毛して、ひげ剃り時間を短縮したいです。