国際コーチ連盟のアソシエイト・サーティファイド・コーチを目指してみる

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先月SAAを取得できたので、今月から別の勉強をはじめようと思い、国際コーチ連盟(ICF )の入門資格であるアソシエイト・サーティファイド・コーチ(ACC)を目指してみようと思います。

なぜICF認定資格ACCを目指すのか

参考: ICF認定資格

アジャイルコーチと名乗りはじめて10年近く年月が過ぎ、エンジニアリングマネージャとしてのコーチングの機会もかなり多く経験してきました。この「コーチング」というものが、思った以上に人を動かす原動力になるなと時間できるようになってきました。

次に、ある人に教えていただいたのですが、とある企業(自分が多く関わっているWebやITの企業です)には、「社内コーチ」がいて、CTOやVPoEたちもコーチングを受けたりするそうです。その方は個人的な興味で資格をとったらしいですが、こういう役割は結構重要で、結構効果的なんじゃないかなと思います。

さらに、これまでコーチングの研修等を受けたり、本を何冊か読んだりしましたが、それプラス経験で積み上げていくものには限界があるので、こういう資格を通して他のプロのコーチからも学べば(100時間の実習経験が必要だったりする)、質を高められるかもしれない。

最後に、技術顧問やコンサル的な仕事の営業を通して、コーチングの効果も話す機会が増えたのですが、そもそも「コーチ」と名乗るからには、ちょっとかじってそれっぽくふるまわれるより、「きちんと勉強してきましたよ」のスタンプがあったほうが信頼につながりそう。

資格が正解ではないと思いますが。お金を払ってくださる人のためにできることはしておきたいものですよね。

国内だと各スクールごとの資格が乱立しているのですが、国際資格はこれがメジャーなので目指すならここがいいかなと感じました。

ACCの取り方

ここがややこしくて、ICFが認定するコーチ・トレーニング・プログラム(ACTP)の修了が必要になってきます。それ以外にもACSTH(ACTPと比べると実技のテープと英語訳書き起こしがないらしい)やCCE(ICFで使ってる単位が取れる。更新の人向けらしい)とがあります。

参考: ACC 認定コーチの概要

いろんなコーチングスクールに聞いてみてそれぞれの違いを見てみると、スクールで受ける授業はどこも必須で、実技試験として提出する音声ファイルを英語に翻訳する必要があり、それをスクールでやってくれるかどうかがポイントになるようです。

自力でもできるけど、面倒なら頼むのも吉。このへんは自動車の運転免許と似てますね。

気になるご予算はざっくりこんな感じ。

  • コーチ・エィ: 1,500,000円
    • プレミアムコースの場合
    • ACTP(実技試験としてセッションを録音したものを提出。英語訳必要)
  • 銀座コーチングスクール: 462,000円
    • クラスA、B、C、D、認定試験料、G、H、メンターセッションの合計で計算
    • ACTP(実技試験としてセッションを録音したものを提出。英語訳必要)
  • ホールシステムコーチング(コーチアイエヌジー): 781,000円 〜 847,000円
    • PC+ACコース、メンターコース
    • ACSTH(実技試験免除)
  • ヘルスコーチジャパン: 350,000円
    • コーチングスキル完全マスターコース
    • ACSTH(実技試験免除)
    • Zoomをつかったコンテンツや3年間通えるシステムが今風で便利

ちょっとお値段しますが、1週間渡米してトレーニング受けるぐらいの価格帯なのでこんなものなのかもしれませんね。