前にある人が「日本の業務委託のイケてない理由」について話していた内容が面白かったのでメモ。「たしかに」とおもわずうなずいた内容。
セットで人月売買
たぶん、業務委託していたり、されたりする場合にだれもが経験あるであろうものが、この「セットで人月売買」だと思う。
よくあるのが、リーダー候補を一人、それにつくメンバーが複数人。リーダーの単価が高く、メンバーは低い。業務委託は端的にいうと時給ビジネスなので、少ない人数でたくさんの人を動かせるほうが儲かる。
そして指揮系統にも問題がある。直接式をするためには派遣契約が必要だったり。
これだと「優秀なひとだけほしい」ができない。お金を払ってそうしたくとも、人材提供側との利害関係にマッチしなかったり、法律的にも難しい。
その人は「優秀な人だけほしかった」そうなので、最終的に海外のベンダーを頼ったそうだ。人月商売って日本独特の部分が大きい。
まぁ、受け入れる側からしてみれば、優秀な人だけで十分。他社の育成コストをこちらで支払うメリットなんてないもの。
結局、人手でしかない。人手に未来はあるのだろうか?