ありがとうウルトラマン。そして、プリキュア

子供の影響で、「ウルトラマンR/B(ルーブ)」や「HUGっと!プリキュア」に詳しくなってきました。もともとテレビ自体をあんまり見なかったのですが、久しぶりにヒーローものをみて、子どもたちがそれに影響される理由がわかったきがしました。

ウルトラマンR/B(ルーブ)のすごいところ

ウルトラマンルーブには2体のウルトラマンが登場します。ひとつはロッソ(R)。もうひとつがブル(B)です。ロッソとブルに返信するのは港兄弟です。そしてこのウルトラマンのキャッチコピーは以下になっています。

これは俺たち兄弟の物語。ウルトラマン、はじめます。

ウルトラマンルーブ公式ページより

しかも「家族の絆」も大切なテーマになっているように感じました。

たとえば、最終話のタイトルは「朝日のあたる家」です。「あさひ」というのは物語の途中で急に現れた「あさひ」という少女だと思います。最終話では多く語られていませんが、彼女が家族の一員になるような描写がありました。さらに、物語の途中で行方不明のお母さんが現れたりして、主人公をとりまく家族の絆がとても印象に残っています。

僕が好きなウルトラマンはゾフィーでした。

僕が覚えているのは、悪い怪獣をやっつけるヒーロー。でも、今の世の中がそうなように、正義がたくさんありすぎて、それだけではうまくいきません。

ルーブの中でも、昨日まで仲良かったような人が(つるちゃんとか)、急に世界を滅ぼそうとしたり、それぞれの正義をもっているため衝突が生まれます。もちろん地球人は滅びたくないわけです。

そんな中、「やっぱり家族だよね」というメッセージを発信したのは面白いです。

ウルトラマンとして二人は未熟かもしれないし、悪い怪獣もやっつけるしやられたりもする。でも、彼らは決してひとりじゃない。

ひさしぶりにウルトラマンを見ましたが、そりゃ息子が夢中になるわな! と思いました。

社会問題にもなった今風なプリキュア

HUGっと!プリキュアに関しては、ニュースで話題になることもしばしばありました。

これ、4歳の女の子が見てるアニメですからね! でもなんだか分かる部分があるんですよね。

たとえば、僕には娘がいますが、ピンクの服を親が選んで着せたりしたくないなとおもっています。「女 = ピンクだ」なんて変だし、色で性別が決まるとは思えない。シャアのパーソナルカラーが赤なように、好きな色を好きになればいいと思います。

さらに、出産や育児についても同意見です。母子ともに無事ならいいと願うし、無理して母乳を飲まなくてもいい。ハグたんを守りながら戦うのは大変だけど(おそらく、働きながらの育児のメタファー)、キュアエールは仲間に支えられながら、お互いに励ましながらやりとげるわけです。フレフレ!みんな~!フレフレ!わたし~!

すばらしいじゃないですか。

大技を出すときの掛け声なんて、

One for all、All for one

We are precure

明日にエールを

go fight

みんなでtomorrow

すばらしいじゃないですか。

はじめてプリキュアに関わっていますが、そりゃ娘が夢中になるわな! と思いました。

個人的にはほまれちゃんが好きです。告白するシーンはちょっとうるっときました。