うちのアパートは、もともと畑だった場所で、道の一番奥にあります。その道沿いには新しい家が立ち並んでいて、そういうわけなので、家族連れが多くいます。ある日、子の年齢が近い家族が、みんなストライダーを買うという現象が発生して、急遽、嫁と「購入すべきか?」議論した時のはなし。
ご近所さんの会話より
たまたま、通りかかったときに、2家族のお父さんやお母さんの会話が聞こえました。
「ほーら、ストライダー届いたよー」
「お、いいですね。うちも昨日買ったんですよ」
「何色ですか?」
「赤です」
ふーん。みんな買うんだなぁ。だったらうちもかなぁーと思って調べてみました。
ストライダーとは?
ペダルなし二輪遊具による坂道の事故に注意-衝突や転倒により幼児がけがを負う事故が発生-
公園にいくと必ず見かけるぐらい一般的になった遊具です。昔は、お父さんに自転車の乗り方を学んだものですが、今はストライダーがその役割を担っているのかもしれません。
ストライダーには2種類あり、クラシック(普通のやつ。10,900円+税)とスポーツタイプ(ちょっといいやつ。13,500円+税)があります。と、知った風に言ってますが、年末に一生懸命調べました。
僕が思ったこと
先程の会話を抜粋してふりかえってみましょう。
「お、いいですね。うちも昨日買ったんですよ」
まず、うちも買うべきかが問われているように感じます。
僕が子供のころ、ファミコンが家になくてちょっとさびしい気分でした。両親がいろいろ考えてくれたのか、そういうアピールができてなかったのかわかりませんが、ある程度であれば、みんなが持っているものを持っていたほうが楽しい。
ビックリマン。ミニ四駆。キン消し。所詮、その当時しか熱量を持たなくとも(ミニ四駆は今も人気らしいですね)、あの興奮を知っているので、子供にも感じてもらいたいものだなぁと思うのです。
「何色ですか?」
近所でかぶらないように問題ですね。同じものを持つなかで、色を変えるなど個性を発揮せざるをえない感じ。今も昔もあるのでしょう。
本題です。
色問題は置いておいて、買うかどうか問題ですが、正直、高い(泣)
僕の感覚では、チャリ(自転車)は1万円以内に買えるものでした。そのチャリより小さくて、ブレーキすらついていないのに1万円。ヘルメット着用必須なので、プロテクターと合わせれば2万円にもなります。
価値があるモノが高いのはしかたない。でも、肌感覚で高いと思ってしまうこのドキドキ感。
それならばと、どうせボロボロになるからメルカリで探してみようと思ったけど、ストライダー以外のものがたくさん。そしてそれらはストライダーの半額以下でとても安いんですよね。
そして、中古相場は高い。定価1万円が9,000円とかで取引される(そしてすぐに売れる)ぐらい人気です。
ストライダー。それとも似たやーつ。。。。
結論
僕が出した結論はこれです。
年末、実家に帰ったときに、両親に買わせる。
ここに持っていくフローは簡単。まず、娘に「○○ちゃん、だーいすき」と言いながら抱きつかせます。そして、すぐさま、↑のような話をして、「迷ってるんだー」みたいな雰囲気をかもしだします。
最終的には、弟にこの作戦を使い、買ってもらうことに成功しました。抱きつかれた弟は、「今すぐ行ってくるわぁぁ」と興奮した状態だったので、「まぁまぁ」となだめる必要がありました。
もらうだけでは悪いので、感謝の気持ちを込めて、「${弟の名前} ちゃーん」という着信音を作ってプレゼントしました。
というわけで、他力で解決になったのですが、あんまりこれをやるといろいろアレなので注意が必要です。ご利用は計画的に。
また、「ストライダー格差」みたいなのもあるんだろうか? と深くも考えてしまいました。なぜなら、ご近所さんはクラシックの赤。弟が買ってきたのがスポーツの赤だったからです。
弟よ!