高城剛さんといえば、ひとむかし話題になったハイパーメディアクリエイターです。その高城さんがTABI LABOでインタビューに答えていて、今は1年で50カ国を回っているそうです。そんな高城さんが書いた旅行ガイド『LIFE PACKING2.1 未来を生きるためのモノと知恵』で紹介されている持ち物がすごくよかったので、ちょびっとまとめてみました。
LIFE PACKING2.1 モノを持たずに生きる時代
高城さんは、あるとき、不動産からなにからなにまで持ち物を売り飛ばしたり、デジタル化して、モノを持たず、世界を転々とする生活をはじめたそうです。だから、必然的に使うモノが洗練されていきます。
僕も「夏だ!海だ!沖縄に持っていくと便利な持ち物まとめ」にまとめているように、旅行に行くたびに得る知識によって、道具を選べるようになれました。これによって、いいものを長く使えるようになります。
さらにデジタルに強い高城さんは、クラウドやガジェットをうまく活用されているのが魅力的。ガジェット好きにはたまらない道具がたくさんあり、本を読んでいて発見がすごくありました。世界一周バックパッカーとは違ったクールさがあるんですよね。さすが。
今回は、「日帰り / 1DAY PACKING」の便利旅行グッズをご紹介。
クリアカードケース
まず最初に「クリアカードケース」が紹介されているのを読んで「きちんと使って選んだ道具が紹介されているのだな」と感じました。たしかに、カードを裸で持つとボロボロになるし、このサイズの持ち物(バンドエイド、名刺、メモなど)って結構あるので、システム手帳のようにまとめて収納できます。
旅行中は、メインのカード、現金、予備のお金とカードの3つに分けて持つことが多いですが、そうなると財布が大きすぎて邪魔になります。最近は、お金って不衛生なので、100均や現地で買った安い小銭入れに現地通貨をを入れるようにしていますが、クリアカードケースはバックパックに入れる母艦として使えそうだなと感じました。
Ultra Premium Edition Micro SDXC Card 200GB + WINFOS Micro SD Adapter + SIM Card
最近のSDカードは200GB 8000円台で購入できます。「Ultra Premium Edition Micro SDXC Card 200GB」があれば、自分の持っている音楽や本のようなデジタルデータは手のひらサイズになりますね。ただ、SDカードは賞味期限があるので、バックアップはとっておきたいものですね。
「WINFOS Micro SD Adapter」は確かにすばらしいアイテム。マイクロSDカード用のSDカードアダプタになるだけでなく、USBにも接続できちゃうんだもん。
SIMカードはいうまでもないですね。海外で通信するなら、現地の格安使い捨てSIMを買うのが鉄板ですから。
モビロンバンド
これは高い練度が必要ですね。たしかに、現地通貨を束ねておけばこれで十分にも感じます。それ以外にも輪ゴムが便利な状況もあるので、応用すればいろいろ活用できそうです。それにしても、こういった日本製品が選ばれているのはなんかうれしいですね。
iPhone 6s + iLepo Flyshark2
ノートパソコンやタブレットがなくても、スマホで十分な時代になってきた気がします。モバイルキーボード「iLepo Flyshark2」があれば、スマホで不利になるキー入力もなんとかなります。気になる画面の大きさも、書物の多い高城さんはiPhone6で十分だったのか。ふむふむ。
自分も気分転換にカフェにラップトップを持ち込んでブログを書いたり、プログラミングの勉強をしたりしますが、考え事しながら書く場合、キーボードがあると便利な気がしています。
YOLK SOLAR PAPER + Oukitel K10000
スマホは便利になりました。問題は電池。僕は長く外出するときは、13600Aのモバイルバッテリーを持ち歩いていますが、「Oukitel K10000 」のような1週間充電がいらないスマホを持っておくと安心ですね。
あとは充電用のソーラーパネル「YOLK Solar Paper」。確かに最近値段が下がってきたので気になってました。これ、ボートでツアーに出かけたときに、屋根に乗っけとけばだいぶ蓄電できるだろうなぁ。でも、大きさ的にモバイルバッテリーでまだ十分なので、電気のない状況に長くいる場合に買うべきかな?
Moment Wide 18mm + Tele 60mm
カメラはなくならないと思います。でも、スマホで写真を撮る「楽さ」はすばらしい。最近では、スマホならではの広角をきれいに取れるレンズが話題です。
僕はまだスマホレンズを試したことがないのですが、カメラとレンズを買ってしまったので、それをよく使っています。にしてもスマホの気軽さは捨てがたい。キレイに撮れるなら、いずれはこういった「Moment Lens Wide」が主流になるんですかね。。。
マイクロタオルハンド サーフ
サーフはもう売ってない?ようですが、たしかにハンカチを旅行日数分持っていくのは邪魔です。ハンドタオルは便利だけどかさばりますし。
そこで登場するモンベルの「マイクロタオル ハンド」。わずか7gでコンパクトに畳め、抜群の吸水力と即乾性を持った機能的なハンカチがあればいいじゃないか! というわけで、ハンドタオルとフェイスタオルを買ってしまいました。お値段もお手頃。
おわりに
いかがでしたでしょうか? インタビュー記事もおもしろいので、ぜひどうぞ。
【対談】佐々木俊尚から高城剛へ「どうして今、南の島をまわっているんでしょう?」
これ以外にも日帰りの道具として
- ジホメオパシーャパン マイクロキット
- ソニーエンジニアリング Just ear XJE-MH1
- HERUS+ RSL-HRSP
- New Balance CRT300V C
- PCM竹尾 PETA assort
が紹介されています。そして、これはまだ序の口。
本には、「日帰り」だけでなく、「2泊3日」、「2週間から6ヶ月」、「1年」、「未来」と、旅行の長さ別に道具が紹介されています。さすがに1年は長すぎる気もしますが、見ていて飽きない、選ばれ抜かれたステキな道具が並んでいます。
旅行好き、ガジェット好き、道具にこだわりたい! そんなあなたであれば『LIFE PACKING2.1』は必読です。