
15年前に購入した炊飯器がもうだいぶ古くなってきたので、新しい炊飯器を買おうと決めました。炊飯器はユーザの期待が「味」という、白物家電の中でも特殊なプロダクト。最近では10万を超える高級バージョンもあるみたいです。
はじめに
今使っているのは魔封波を撃てそうなかわいい形の「RCK-5FM」(上の写真)。貯金せずに散財していたフリーター時代の影響で、社会人になっても貧乏だったので、一番安いのを泣きながら買ったのはいい思い出です。
まだ使えそうなのですが、さすがに15年使ってきたのでパッキン的な部分がぼろぼろで危険な感じになっています。
調べてみると、炊飯器には以下のグレードがあるもよう。
- 圧力IH炊飯ジャー
- IH炊飯炊飯ジャー
- マイコンジャー
メーカーごとにもいろいろこだわりがあって「真空圧力かまど炊き」といった「スト2の必殺技か!?」みたいなものも存在するみたいです。
圧力IH炊飯ジャー
象印の圧力IH炊飯器で最高級な「南部鉄器極め羽釜」。南部鉄器がこわだりだそう。7万を超える炊飯器が存在している&人気ってのに驚いています。価格コムだと9位。Amazonだと49位と低い。
最高級製品はこの「JPX-A100-K」。タイガーは土鍋をうりにしています。価格コムだと60位なので最新機種では一番不人気です。
パナソニック最高級製品は「SR-SPX105-RK」。「大火力おどり炊き(高速交互対流)」を売りにしています。価格コムで売れ筋3位と、高級タイプ内で一番人気なのがおもしろいですね。Amazonで6万円ぐらい。
よさそうな圧力IH炊飯器がこの「JPB-G101-WA」。価格コムで2位と中堅モデルではトップクラスです。Amazonだと28位。
できれば圧力IH炊飯器がいいけど最高級製品はためらう。でも、こちらは3万円代なのでまだ手が出そう。15年使うと考えれば安いかも(と考えれば最高級も安く感じちゃうw)。
IH炊飯炊飯ジャー
IH炊飯器だと「NP-VN10-TA」が、楽天でも価格コムでも1位をとっている人気の商品です。Amazonだとひとつ前の型「NP-VD10-TA」が1位ですね。
タイガーとパナソニックのIH炊飯器は、あまり見栄えがしませんね。象印で良さそう。
マイコン炊飯ジャー
マイコンジャーだとこちらの「NL-BA05-TA」。この記事を書いたときにはAmazon2位、価格コム3位と、マイコンジャーもまだ人気なんですね。味にこだわりがない(というか違いにこだわらない)なら、まだ安く変えますね。
マイコンジャーも同じ。象印で良さそう。
結局購入したのは「象印極め炊き NP-BE10」
どうせなら圧力IH炊飯ジャーがいいなーと思い、人気のパナソニック「JPB-G101-WA」の購入を考えましたが、「土鍋だと水加減が難しい」、「炊くたびに違う味」というコメントが気になりました。だって、我が家はそのへんが適当。よって、象印の同クラス製品「象印 極め炊き NP-BE10」を購入しました。
到着後、早速開封して炊き比べです。
3合から5.5合になったので、比べるとでかいですね。存在感があります。

炊きあがり。マイコンジャーのほうがベッチョリしていて、米の形が崩れている風に見えました。一方、「NP-BE10」は一粒一粒がくっきりしています。
食べ比べてみると・・・違いがわかりませんでした! 僕も嫁も「米の違いがわからない夫婦」ということがわかりました。
やっぱり「NP-BE10」のほうが粒がしっかりしていますが、味に大きな違いがありませんでした。となると、マイコンジャーで十分ではないだろうかと思ってしまいますが、せっかく最新機種買ったので気にせずにいきます。
ただ、なんとなくですが、マイコンジャーのほうが抜か臭い匂いが残っている気がしました。「NP-BE10」には熟成炊きという機能があり、時間が少しかかるけどおいしくなるみたいなので、また試してみます。
今回は「えいや!」って買いましたが、炊飯器は店頭で違いを説明してもらったり、味を食べ比べさせてもらったほうがいいかもしれませんね。