調剤薬局にいくと「おくすり手帳お持ちですか? なければ無料で作りましょうか?」と全力で薦められるので、全力で拒否しています。なぜなら、Scannableというアプリを使ってEvernoteに保存しているので、おくすり手帳はもう完全にいらなくなったからです。
おくすり手帳があると20円かかる
昔、「なんでこの薬局はここまでして、おくすり手帳をすすめるのかなぁ」と疑問に思い調べたことがありました。そこでわかったのが、調剤時に薬局に支払われる薬剤服用歴管理指導料というもの。
おくすり手帳に記載してもらう場合、この管理指導料20円を薬局に支払う必要があるのです。「無料で手帳を作る」と言っておきながら、ちゃっかり代金を取ってるんですよね。ひどい話です。
この詳細はダイヤモンドの「4月から医療費が変わる!おくすり手帳は持つべきか、持たざるべきか?」に詳しく書いていますが、まぁ、判断は人それぞれとはいえ、自分なりの判断はしておこうと思いました。
おくすり手帳を持つべき理由
いろいろなサイトを調べてみると、おくすり手帳のメリットとして以下が挙げられています。
- 過去にかかった病気のログになる
- アレルギー、副作用や飲み合わせのリスクを減らす
- 普段飲んでいる薬がわかるので、災害時に役立つ
これらはすべて「記録の重要性」についてのメリットなので、記録する場所が別に手帳じゃなくてもいいわけです。
最近だと母子手帳アプリも開発されていて、富山市のように地方自治体ごとに似たような母子手帳アプリをつくっちゃってもう乱立! みたいな状況になるぐらいスマホが普及してます。
こうなるとスマホと手帳、どっちをよく持ち歩きますか? という話です。
ScannableとEvernoteで情報を記録する

僕はスマホをよく使うので、情報はすべてここに集めたいと考えています。前にも書きましたが、最近だとScannableというアプリがとても便利で、スマホで簡単に文書をスキャンできます。
Scannableでスキャンした画像はEvernoteに保存できます。保存後に見てみるとこんな感じ。キレイにスキャンできてますね。
しかも、Evernoteは賢いので、画像内の文字も検索できます。
おわりに
僕の場合は、スマホがあるのでScannableというスマホアプリと、Evernoteという記録するアプリを使って、おくすり手帳をデータ化してしまいました。今のところ便利ではあれど、困ったことは一度もありません。
もちろん「手帳のほうが便利」とか「スマホを使ってない」とか、人それぞれなので好みもあると思います。
将来的には、各個人で自分の服用している薬情報どう扱うか? というより、全員が電子カルテや処方箋といったデータの一元管理サービスを使えるとハッピーですよね。そういう未来を期待しています。