定期が切れそうだったのですが、年末休暇があるから買わないほうが安いのかなーと思って調べてみると、20日以上往復で使わないと元が取れないことに気が付きました。年末年始や盆休みで月2日休むとしたら、2014年だと4ヶ月(1年の30%も!)損をします。まじかよということでちょっと調べたことをまとめます。
1ヶ月定期の威力はどんなもん?
僕は1ヶ月毎に定期を買っています。多分、前職で客先にいた経験があり、プロジェクトによっては契約がすぐ終わったりしていたので、そのときの癖が抜けてないのかもしれない。悲しいSIのサガ!
現在、最寄り駅の鶴ヶ峰から会社のある青物横丁まで、1ヶ月の定期代はこんなかんじです。
- 通常:18,920円
- 定期1か月:18,360円
- 定期3か月:52,340円(1ヶ月計算だと17,447円)
- 定期6か月:99,150円(1ヶ月計算だと16,525円)
こうやってみると、1ヶ月だとそんなに得ではありません。ただ、週末は横浜まで出ることが多いので、それを考慮すると月1500円ぐらい得をしているかなぁーという程度です。
月別で見てみると損な月が・・・
では次に月別で見てみます。2014年のカレンダーを使い、平日の数を目視で数えました。そして、通常の往復運賃と定期券で比較してみます。
月 | 平日数 | 往復運賃x平日数 | VS 1ヶ月定期 | VS 3ヶ月定期 | VS 6ヶ月定期 |
---|---|---|---|---|---|
1月 | 21日 | 19,866 | 18,360 | 17,447 | 16,525 |
2月 | 19日 | 17,974 | 18,360 | 17,447 | 16,525 |
3月 | 20日 | 18,920 | 18,360 | 17,447 | 16,525 |
4月 | 21日 | 19,866 | 18,360 | 17,447 | 16,525 |
5月 | 20日 | 18,920 | 18,360 | 17,447 | 16,525 |
6月 | 21日 | 19,866 | 18,360 | 17,447 | 16,525 |
7月 | 22日 | 20,812 | 18,360 | 17,447 | 16,525 |
8月 | 21日 | 19,866 | 18,360 | 17,447 | 16,525 |
9月 | 20日 | 18,920 | 18,360 | 17,447 | 16,525 |
10月 | 22日 | 20,812 | 18,360 | 17,447 | 16,525 |
11月 | 18日 | 17,028 | 18,360 | 17,447 | 16,525 |
12月 | 22日 | 20,812 | 18,360 | 17,447 | 16,525 |
通常運賃より定期のほうが安い場合を青、その逆を赤にしています。平日数が19日以下だと1ヶ月定期に勝てることがわかりますね。2014年だと1ヶ月定期は2回負けていました。さらに、平日数が20日の月は3ヶ月あり、一日休むだけで負け組になります。
これに加え、休暇をとる機会の多い年末年始の1月と12月、GWや盆休みの5月と8月にお休みを数日とったら場合はどうなるでしょうか? 仮に平日数が19日になったとすると、上の2ヶ月とあわせて6ヶ月。一年の半分で損をしてしまうわけです。
3ヶ月定期じゃダメ。6ヶ月定期が優秀
3ヶ月定期の場合は、11月だけ負けています。ただ、上にも書きましたが、休みを数日取るだけで負け月に転落する場合もありえるので、有給消化度合いにもよりますが、買うなら6ヶ月定期が安心です。
僕の利用する路線は私鉄+私鉄です。比較として、定期代た近い他の路線と比べてみるとこんなかんじです。
- 京急電鉄 品川から安針塚 通常往復1,276円。
- 1か月定期18,820円なので15回以上だと定期の勝ち
- 3か月定期17,880円(1ヶ月計算)なので15回以上だと定期の勝ち
- 6か月定期16,938円(1ヶ月計算)なので14回以上だと定期の勝ち
- JR 品川から大船 通常往復1,276円。
- 1か月定期19,060円なので15回以上だと定期の勝ち
- 3か月定期18,113円(1ヶ月計算)15回以上だと定期の勝ち
- 6か月定期15,252円(1ヶ月計算)12回以上だと定期の勝ち
JRは安いですね。最寄りの相鉄線は、ストライキしたり(権利があるとはいえ要求内容に共感が持てない・・・)、利権の上にあぐらをかいているユーザの方を向いてない会社に見えるので、運賃も高いのかもしれません。残念だけど、乗り換える路線がない。。。
まとめ
ということで、通勤コストを安く抑えるなら6ヶ月定期を買えってことですね。本社勤務なので買うのは問題ないんですが、心理的に高いものを持ちたくなくて避けていました。
また、払い戻しの計算サイトをみても、区切り良く払い戻しに行けば手数料も安いので、長く買って後で精算・・・のほうがお得なのかもしれません。
これからは勇気を持って、6ヶ月定期を買おうと思います。