タバコをやめて得たものと失ったもの

chriskueh via frickr
chriskueh via frickr

思うところがあり年末の休暇に入ってから禁煙しています。はじめ3日はパインアメをずっとなめていましたが、今では平気になりました。禁煙外来行かなくても気合と根性でやめれるもんです。禁煙してまだひと月経ってませんが、今日はタバコをやめてどうなったかをメモしておきます。

一服する時間がなくなった

これまでは、一段落時に一本タバコを吸って休憩していました。これに缶コーヒーがあると最高なわけです。タバコをやめたことによりこの時間がなくなりました。

タバコがなくても考える時間は作れるんですが、タバコ一本3〜4分ぐらいの時間でぼーっとすることがなくなったので、どうやって休憩すればいいか迷います。なんだかせわしない感じ。

喫煙所を見つけなくていい

待ち合わせにちょっと早く着いたときに探すのが喫煙所。最近の喫煙所は少なかったり、わかりにくいところがあったりするので、探すのも一苦労です。よく行く駅では喫煙所をまず探していました。これは、初めて行くビルでゾンビが攻めてきた時にどう逃げるか妄想するのに似ています。脱出ルートは重要なのです。

しかし、タバコを吸わなくなって、探さなくても良くなりました。あちこち探して「見つからない・・・」となることもなくなりました。

スターバックスに入れる

スターバックスは、値段が高いし店内で喫煙できないのでほとんど行きません。それに「香りを楽しんでいただくため」みたいな文言がまわりくどく感じるんですよね。別にそんなこと書かなくて「禁煙」でいいじゃんと。

タバコをやめてからスターバックスに入れるようになりました。依然、値段の問題は抱えていますが、ようやくスターバックスに認められた気分です。

タバコ = 最悪 側の視点を体験できた

タバコをやめると、タバコの臭いに敏感になりました。そうすると歩きタバコや駅前にたむろするヤンキーの匂いが気になります。世間は喫煙者に冷たいものです。

税金にもめげず、冷たい目にもめげず、強く生きている喫煙者を擁護するわけではないですが、ルールやマナーを守って喫煙する人もいます。なんでもかんでも悪にする傾向は気持ち悪く感じます。

おわりに

年末、思い立ってやめてみましたが、気合と根性でやめれるもんだなぁと思いました。ただ、ずっとやめるかどうかはわかりません。

なぜなら、やっぱりタバコを吸いながら過ごす時間は自分に必要なんじゃないかと思うんですよね。あれに変わる時間の過ごし方があればいいんだけど。

周りからは「喫煙者は長生きできない」という話をよく聞きます。たとえば、こちらのサイトだと、喫煙をやめると10年寿命が伸びると書いていますが、出典が「英国人男性医師の調査によるデータ」なんですよね。実に怪しい。根拠の不明確な一般的な意見ほど面倒なものはありません。

昔、同じように思い立って1年やめたことがありましたが、自分の意志で辞めれることが確認できたのでまた吸い始めました。今回もそうなる可能性がありますが、しばらく続けて様子を見てみます。