pandocでたまったテキストをepubにしてみたらすっごく便利だったので、epubを作るときのメモ。
Pandocのサイトにある「Creating an ebook with pandoc」に説明が書かれている。またもっと細かいパラメタの説明はREADMEに書かれている。
Pandocは結構更新が頻繁に行われているみたいなので「–epub-chapter-level」みたいに、最近追加されたパラメタもあるみたい。使う時は最新版を使うといいだろう。
メタデータをつける
metadata.xmlを使うだけで、iBookなどで開いた時にタイトルを表示させることがきる。コマンドは以下のようになる。
https://gist.github.com/daipresents/124d5d58e31f67601c5199797b3b6da7.js?file=gistfile1.txt
複数ファイルを指定するだけでいい。ここでメタ情報を埋め込むために使っているmetadata.xmlがあるのだけれど、こんな書き方でいけるみたい。
https://gist.github.com/daipresents/124d5d58e31f67601c5199797b3b6da7.js?file=gistfile2.txt
それぞれの要素の説明はDublin Core Metadata Element Set, Version 1.1に書かれている。
表紙をつける
せっかくだからかっこいい表紙を付けたくなるもの。Pandocだと表紙をつけるのもとても簡単。cover.pngなどを用意しておいて、引数で指定するだけ。
https://gist.github.com/daipresents/124d5d58e31f67601c5199797b3b6da7.js?file=gistfile3.txt
iBookで開いてみると、指定した画像が本棚に表示されるので感動。
章を設定する
「--epub-chapter-level=NUMBER
」というので章を設定できる。NUMBERには見出しのレベルを設定するので、章を「見出し2」で設定している場合は2を設定すればいい。デフォルトは「見出し1」らしい。
https://gist.github.com/daipresents/124d5d58e31f67601c5199797b3b6da7.js?file=gistfile4.txt