読んだあとにぐったりしてしまうけれど、読み終えるのが寂しくなる本を集めてみました。これからはテーマごとに本を記録しておこう。
バイバイ、ブラックバード
これまでつきあった女性に別れの挨拶をしにいく主人公。彼はやがてある「バス」に乗せられ、決して返ってくることのない旅に出なければならない。どうしようもない主人公でありながら、なんだか不思議に好きになっていく。彼に惹かれた女性たちもまた、同じような思いを彼に描くのだ。
ペンギン・ハイウェイ
この謎が解けたときに何が起こるのか。少年は知っていたのかもしれない。子供のころに感じたあこがれが、また蘇ってくるような小説。
ノルウェイの森 – 村上春樹
いわずとしれた物語。はじめに読んだ時のこの絶望感ははんぱなかった。
叫びと祈り – 梓崎優
世界をめぐる主人公。彼が見てきた世界はとても険しく、どれだけ声を上げても誰にも届かないような叫びばかりだ。そんなかれが行き着いた先にあったものは、希望だろうか。これまで経験したことのないミステリーの予感がする。
星の王子さま − サン・テグジュペリ
何回読んでも悲しくなる本。あんな小さな星に一人でいるってどんな気分なんだろう?