孤独と喪失を感じておうちに帰りたくなる本を5冊

読んだあとにぐったりしてしまうけれど、読み終えるのが寂しくなる本を集めてみました。これからはテーマごとに本を記録しておこう。

バイバイ、ブラックバード

これまでつきあった女性に別れの挨拶をしにいく主人公。彼はやがてある「バス」に乗せられ、決して返ってくることのない旅に出なければならない。どうしようもない主人公でありながら、なんだか不思議に好きになっていく。彼に惹かれた女性たちもまた、同じような思いを彼に描くのだ。

当時の感想

ペンギン・ハイウェイ

この謎が解けたときに何が起こるのか。少年は知っていたのかもしれない。子供のころに感じたあこがれが、また蘇ってくるような小説。

当時の感想

ノルウェイの森 – 村上春樹

いわずとしれた物語。はじめに読んだ時のこの絶望感ははんぱなかった。

当時の感想

叫びと祈り – 梓崎優

世界をめぐる主人公。彼が見てきた世界はとても険しく、どれだけ声を上げても誰にも届かないような叫びばかりだ。そんなかれが行き着いた先にあったものは、希望だろうか。これまで経験したことのないミステリーの予感がする。

星の王子さま − サン・テグジュペリ

何回読んでも悲しくなる本。あんな小さな星に一人でいるってどんな気分なんだろう?