ケアンズでは2つの世界遺産を楽しむことができます。一つは世界遺産の熱帯雨林に囲まれたキュランダ。もうひとつはグレートバリアリーフです。
今回は、ケアンズからキュランダへ。キュランダから動物探検のツアーまでの記憶をここに残します。
ケアンズはとても小さな町です。メインとなるストリートが2ブロックぐらいなので、半日で市内を観光できます。ツアーコンダクターの方がおっしゃるには、自由行動が1日あるなら、いくつかツアーを入れたほうがいいとのこと。
また、ケアンズ市街が面する海は、上の写真のように干潟に近いため、泳ぐことができません。そのかわりに、死の中心地に「ラグーン」という無料のプールがあります。
ホテルはシーベルに宿泊しました。朝食に味噌汁とご飯があり、過ごしやすいホテルでした。
こちらはKanisというレストラン。魚料理が有名で、大きな皿で注文できます。マッドクラブよりロブスターのほうが美味でした。
ケアンズは観光名所が少ないので、旅行者は皆昼間にツアーに出かけるため、おみやげ屋がならぶナイトマーケットがあります。夜遅くまで賑わっており、ここでひと通りのおみやげが揃います。
キュランダ鉄道にのって世界遺産の熱帯雨林へと向かいます。途中、停車駅で写真撮影もでき、のんびりした列車の旅を楽しむことができます。
キュランダ駅から少し離れたレインフォレステーションでは、コアラの抱っこ写真を撮影することができます。嫁は現地の人曰く「バットコアラ」にあたってしまい、暴れたコアラによって腕に傷を負いました。代わりのコアラを待っている間、ずっと抱っこしていたのですが、嗅いだことのない獣の臭いがします。併設するワイルドライフパークでは、カンガルーやコアラ、ワニがいました。
続いて、戦争中に使われた水陸両用車両に乗ってアーミーダックツアーへ。熱帯雨林の雰囲気を楽しむことができます。ディズニーランドの、ジャングルクルーズのリアル版です。
途中、自由時間があったので、キュランダでアイスクリームを食べました。こちらは有名な方らしく、「まいうー」「ティッシュはこっちね。ウィッシュ」というちょっと前に流行った言葉を連呼するおじいちゃんです。
キュランダのマーケットは広く、たくさんのお土産物が売っていました。休憩後、バスに乗って様々な地域をめぐる「どきどき夜行性動物探検ツアー」が始まります。
まず訪れたのがシロアリの蟻塚です。蟻塚は年2センチ大きくなるそうで、この大きさで200年の大きさだそうです。シロアリは食べることができ、パセリのような味がします。
次に、ロックワラビーのいる渓谷へ立ち寄ります。幸運なことに、30匹以上のロックワラビーを見ることが出来ました。
途中、ツアーコンダクターの方が見つけた野生のエリマキトカゲです。わかりにくいかもしれませんが、中央の木にいます。このツアーでは、「探検」というだけあって、バスを走らせながら、たくさんの動物を探します。
休憩所のピーナッツショップです。いろいろな味のピーナッツを食べることができます。ここまでくるととても田舎で、農園が広がる風景を見ることができます。
立ち寄った湿地帯では、ペリカンを見ることが出来ました。
「絞め殺しの木」と呼ばれるいちじくの木です。他の木に帰省し、まきつくようにして養分を奪って気を倒しながら伸びていきます。こうすることによって、ジャングルの日光を得るそうです。
最後に、野生のカモノハシを見つけることができました。9割ぐらいの確率で見つけることができるそうですが、カモノハシはすごく警戒心が強く、10秒水面に顔を出し、10秒水の中に潜って移動します。水面に顔を出しているときは、じっと様子をうかがい、水面に潜ると顔を出す先に移動・・・というダルマさんが転んだ形式で見守ります。
僕は、グレートバリアリーフを楽しみにしていたのですが、熱帯雨林や動物を見てまわるツアーも楽しむことが出来ました。動物園では体験できない緊張感があって面白かったです。
次回は、いよいよ、グレートバリアリーフへと向かいます。