詳細は@masayangさんのAgile2010 Day Twoがすばらしいです。
僕のは「適当に解釈」しています。
Dave Thomasさんによる「The Last 10 Years of Agile, a Retrospective」。「Agileの10年をふりかえる」がKeynoteでした。1000人規模の振り返りですね。@kuranukiさんが、今年、弊社で離してくださった内容にとても似ています。
アウトラインは以下。
- 10年を振り返ってみましょう
- The Grand Legacy Challenge
- Lean Zen
- Enterprise Agile – Agile in the large.
- Beyond Agile 2010
10年を振り返ってみよう & The Grand Legacy Challenge
- 2008年から2010年でアジャイルはキャズムを超えた
- Agileツールが増えてきた
- 職人主義に戻りつつある
- 養成重要
重要と考えられる視点
- ナレッジの共有
- リスクを減らすこと
- ストレスを減らすこと
- 欠陥を防ぐ
これらのために、レビュー、インスペクション、ペアプログラミングという方法が使われているはず。
予測可能性(predictability)を成長させるために必要な要素は以下。
- シンプルなワークフロー
- 短いイテレーション
- 協調的な見積り
- シンプルで分かりやすい進捗管理
品質を上げるための要素は以下。
- コミュニケーション
- CI
- TDD
- まとまったチーム
生まれつきのリーダーシップ。
- 自己組織化
- リーダーシップ重要
生産性(productivity)。
- MTGへらせー
- 残業を減らす
- コミュニケーション
- ストレスを減らす
Lean thinkjing – The Zen of Agile
- Leanはトップダウンアプローチ
- 管理はバーンダウンチャート、UnitTestやストーリーの消化具合、ふりかえりレポートを利用
- Testingはバグの欠如を知らせてくれるはず
- テストをすることはお金の面でも経済的
- ツールやメソッド以前にプラクティス = プラクティスファーストであるべき
- Enterprise toolingではスケーラビリティが必要になってくる
Enterprise Agile – Agile in the large
組織構造の図が興味深い。
Management Leadership側は、従来の組織イメージに見えるけど、
Technical Leadership部分が重要になってきそう。これがクラフトマンシップ?
- 大規模への移行
- アセスメント重要
- 現実的な予想をしていく
- システム変更計画ももりこんでいく
- ガバナンス・キャリアもそろえていく
- 基準の受け入れを考える
- 大規模での見積り $ & days
- アーキテクチャはロールやプラクティスであって職業ではない
- インタフェースを設定する(APIやサービス化)
そういえば、Agile2010ではあまりアーキテクチャの話を聞かなかった気がする。テクニカルなセッションではかたられていたのかな?
Beyond Agile 2010
いよいよAgile2010の次を考えます。
- 職人!
- 教育とそのサポートが重要になってくる
- ハイレベル言語をもっと表現豊かに利用する必要が出てくる
- 変化のための設計 たとえばMore Data Drivenなど
- リーダーシップと規律
*
キーになるノートというよりは、ふりかえりをもとに話をされているので、「じゃ次は?」というところがあまり見えてきてないです。Agile2010のTalkセッション全般に言えるのですが、事例紹介が元になっているため、それを持って返って自分なりに考えろということでしょうか?