この講座では、いろんな音をならすスクリプトをつくります。
音をならしてみよう

スクリプトで音を鳴らすには、「音」にあるコマンドをつかいます。「meow の音を鳴らす」を実行すると、「ニャー」と音がなります。
「meow の音を鳴らす」以外にも、いろんな音をならすことができます。

スクリプトエリアの「音」タブをひらいてください。スピーカーのマークをクリックすると「ライブラリー」がひらきます。

スクラッチには、いろんな音が用意されています。

「60 の音符を 0.5 拍鳴らす」をつかっても、いろんな音をならせます。

「60 の音符」をかえれば、鍵盤がでてくるのですきな音をえらんでください。音の長さは「0.5拍」をかえてください。

楽器をかえることもできます。「楽器を 1 にする」の「1」をクリックしてください。たくさんの楽器があるので、いろいろためしてみましょう。

もし音が聞こえないときは、スピーカーの音が小さくなっているかもしれません。スピーカーの音量をかくにんしましょう。
音を録音する

さらに、音を録音することもできます。「meow の音を鳴らす」の「meow」をクリックすると、「録音」というメニューが登場します。クリックすれば、録音画面になります。

「音」タブの「新しい音を録音」からも録音画面をひらけます。

はじめて録音画面をひらくと、上のようなメッセージがひらきます。これは、スクラッチがカメラとマイクをつかうときにでてくるメッセージです。「許可」をクリックすれば、録音ができるようになります。

クロームをつかっているときは、上のようなメッセージがでるかもしれません。これも上とおなじく、ブラウザがカメラとマイクをつかうときにひょうじされるメッセージです。「許可」をクリックすれば、録音ができるようになります。

録音画面の「まるい赤いボタン」をクリックすれば、録音がはじまります。

録音した音は、スクリプトでつかえます。
れんしゅうもんだい1: 手をたたきましょう
プロジェクト「手をたたきましょう」をつくって、演奏をしてみましょう。スペックは以下です。
- 「手をたたきましょう」をえんそうします。音符は以下です。
- ミミレ ミミレ ミミファソ (てを たた きましょう)
- ララソファ ソソファミ (たんたんたん たんたんたん)
答えは ↓ にあるけど、まずはみないで自分でつくってみよう!
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
れんしゅうもんだい1: 答え

「手をたたきましょう」をプログラミングすると、上のようになります。
れんしゅうもんだい2: 手をたたきましょう その2
スペックは以下です。れんしゅうもんだいでつくったスクリプトをコピーしてください。プロジェクト名は「だんだんはやく小さくなる」です。
- 演奏のテンポをかえて、だんだんはやくしてください。
- だんだんはやくなるのにあわせて、音をだんだんちいさくしてください。

ヒント: プロジェクトをコピーするには、「ファイル」にある「コピーを保存」をえらびます。
答えは ↓ にあるけど、まずはみないで自分でつくってみよう!
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
れんしゅうもんだい2: 答え

テンポをかえるには、「音」にある「テンポを 20 ずつ変える」をつかいます。テンポの最大値(もっとも大きい数字)は500です。ここでは、だんだんはやくしたいので、「テンポを 20 ずつ変える」をループのあちこちにいれています。
音量をかえるには、「音」にある「音量を 10 ずつ変える」をつかいます。音量の最大値は100です。「音量を ー20 ずつ変える」をいれています。
演奏は、だんだんはやくなっていくので、音量を小さくするのは、ループのさいごだけにチューニングしています。
とくべつもんだい1: ねこピアノ

キーボードをたたくと、ピアノのように音がなるスクリプトをつくってください。スペックは以下です。プロジェクト名は「ねこピアノ」です。
- キーボードの1をおすと「ド」がなります。2をおすと「レ」。3をおすと「ミ」・・・8をおすと高い「ド」がなります。
- 音がなると、ネコがその音をはなします。
ヒント: キーボードの動きを調べるには「調べる」にある「□ キーが押された」をつかいます。
とくべつもんだいの答えは「とくべつもんだい1: ねこピアノ」で100円で販売しています。ページの下にある「購入して続きをみる」へすすんでください。購入方法はこちらを参考にどうぞ。答えには、とくべつじょうほう(あたらしいコマンドや、ちょっとした技など)も書いています。
この講座で学んだこと
- スクリプトで音をならすことができます。また、音を自分で録音することもできます。
- テンポの最大値は500です。音量の最大値は100です。
まえに勉強したスプライトの大きさをかえたり、今回のように音を鳴らしたりすることで、スクリプトがいきいきとうごいているように見えます。
- 今回つくったプロジェクトは以下にあります。
- 手をたたきましょう: https://scratch.mit.edu/projects/119339539/
- だんだんはやく小さくなる: https://scratch.mit.edu/projects/119355783/
- つぎの講座は「絵を書いてみよう」です。
- まえの講座は「スプライトの見た目をかえてみよう」でした。
- トップページにもどる