白川郷でワーケーションを試してみた

新緑の白川郷でワーケーションしてきました。世界遺産エリアはコロナの影響か人が少なく、もともとこのあたりのお店は10:00〜15:00あたりが営業時間なので、夕方にはとても静かになります。周りを見渡すと山、山、山。ちょっと遠くにはまだ雪が残る山間の美しい集落です。

宿はShirakawa-Go INN

今回の宿はShirakawa-Go INNさんです。となりがAnt Hutさんで、オーナーは同じなのかな。

東京からだと名古屋のセントレア空港から北上するか、石川県小松空港から南下するかになります。小松空港からのほうが近いので(空港から白川郷まで1.5h)、レンタカーを借りて移動します。途中、金沢にも寄れます。

内装はオーナ手作りだそう。窓の先には緑が広がっています。ここで作業するのも良い感じ。

部屋は全室ツイン。もともとドミトリーもあったそうですが、ニーズがなくなりこの形に改装したそうです。

椅子がないので、ベッドに座っての作業になります。今回はサブモニターとしてモバイルモニターを持ってきましたが、これがあるのとないのとでは作業効率が全然違います。ワーケーションが増えてきているなら、UNKNOWN KYOTOみたいなモニタ貸し出しがあると助かりますね。

散策

白川郷のエリアは真っ直ぐな道が多いです。朝とかにランニングしてみると、まっすぐすぎて、日陰も少なく心を折られます。普段10キロはしれても、ここでは半分で疲れちゃうのはなぜだ・・・。

ポスターにもなった風景。奥の合掌造りでは川魚の刺し身を堪能できます。
山の中の生活ってどんなんなんだろう。散策すると写真スポットがたくさん見つかります。
城跡より。となりに展望カフェができてましたが、個人的には木々の隙間から見える風景が好きです。

街にはコンビニが1件、スーパーが1件、道の駅が1件(レストランあり)、食べ物屋は観光客向けのがたくさんあり(たいていがそば屋)、焼肉屋さんもあります。しかし、どれも営業時間が短く、やっていないことが多いので、確認してだめならコンビニで食料の確保が必須です。

宿のエリア(鳩谷)と合掌造りのエリアはあるいて15分ぐらい離れているので、自転車があると便利そう。シェアサイクルはあまり見かけませんでしたが、Luupとかがあればすごく便利に思います。

5月末の天気のいい時期で過ごしましたが、朝や夜は短パンTシャツだと肌寒いです。昼は暑いですが、風が冷たいのでランニングには最高の環境でした。

残念ながら白川郷の温泉旅館が火事にあったそうなので、温泉は車で15分ぐらい行ったところを利用するしかありません。そのかわりに、Shirakawa-Go INNではテントサウナをやっているので、川で体を冷やす体験もできるそう。それ以外のアクティビティもあるので、1週間過ごしても飽きは来ないはずです。

何よりも山の圧迫感が強く、ギラギラした新緑が迫ってくる風景に圧倒されます。窓の外の静かな風景を眺め、森や田んぼが萌える匂いに包まれて、いい気分転換になりました。まさに何もないがある感じ。

友人が言うには冬の豪雪時期も楽しいそう。毎日腰ぐらいまで雪が積もるそうですが、とじこめられてしまうのも面白そうですね。