
ゴールデンウィークに大阪に帰ったときに、タクシー配車アプリDiDiを試してみました。帰省時は空港と実家との往復でタクシーを利用することが多いので、近くのタクシーを気軽に呼べて、ネット決済できる配車アプリにとても助かっています。
DiDiの実力

実家は北大阪なので、そんなにDiDi対応タクシー走ってないかなーと思っていましたが、そんなことなかった! 数回読んだだけですが、平均5分ぐらいで来てくれます。
タクシーのおっちゃんに聞いたところ、お客様の距離が2キロ以内なら対応するけど、それ以上だと対応しないそうです。

JapanTaxiも愛用してますが、北大阪だと走っている車が少なく、なかなか見つかりません。がんばってほしい。

DiDiは中国産のライドシェアサービスアプリです。日本では白タクが違法なので、タクシーの配車アプリとして展開してます。Uberは第一交通と手を組んでますね。大阪のみに対応していましたが、今年の春から東京と京都にも展開しています。年度内に13都市まで広がるそう。
クーポンも太っ腹で、初回登録で1000円使えて、社内で500円のクーポン。利用後に20%オフクーポンも配っていました。ためすにはちょうどいいお値段です。

DiDiはGrabを意識したのか、中国がチャット文化だからなのか、タクシー運転手さんとチャットでやりとりできます。Grabはここから翻訳まで簡単にできますが、まだ日本語のみの対応。
タブレット使いこなすのに苦労していたおっちゃんを思うと、運転手さんのITリテラシー教育は課題になるのかも。
それ以外、アプリの操作感は他のアプリとそれほど変わりません。MovとDiDiは到着までの目安時間を出してくれるのがちょっと便利に見えるけど、理論値っぽいのであんまり当てにならない。
気になる利用者数はというと、タクシーのおっちゃん曰く、大阪中心部に行くと、アプリが鳴り止まないぐらい使われているそうです。利用者層は外国客(特に中国の方)かなと思ったら、ほとんど日本人とのこと。
その仕組も良くできていて、お客様がどこに行くかは「迎えに行くボタン」を押すまでわからないそう。だから、遠くに行こうとするお客さんだけ選べないようになっています。
でも、夕方の新地付近は、キャバ嬢の出勤時間が重なり、お店までの短距離で、入りこむと出にくい場所なので避けている模様。DiDiはAIに力を入れていますが、結局はおっちゃんのさじ加減なのだなぁ。
気になる売上はというと、アプリによって効率的に動けるのは魅力的だそう。技術によって人が豊かになるのはとてもいいと思う。
まだまだはじまってもいない、日本の配車アプリですが、これからどんどん進化していくといいなぁ。
参考リンク: DiDiで今までにない移動体験を