
また傘を失くしてしまいました。あなたは今までに失くした傘の本数を覚えていますか? かといって使い捨ての傘はエコじゃないのであまり好きではない。試行錯誤した結果、最強の折り畳み傘として名高い「モンベル トレッキングアンブレラ」を購入してみました。
モンベル トレッキングアンブレラ

トレッキングアンブレラは、国産アウトドアメーカーで名高いモンベルがプロデュースした商品です。アウトドアの知見が随所に生かされており、「世界最高レベルの撥水性能」、「抜群の摩耗強度」、が最強と呼ばれる所以でもあります。
軽量性もすばらしく、わずか150gしかありません。一番最初の写真のように、折り畳み時25cm、収納時27cmなので、ポーターの小さいバッグにも入ります。長年愛用した超コンパクトなinnovatorと比べると、小ささでは負けていますが、トレッキングアンブレラのほうが畳みやすくスリムに収まります。
さらに、水気をすぐとばせるので、仕様後にカバーを付ければ、カバンの中に突っ込んでおいても水が染みたりしません。僕はかばんに本をいつも入れていますが、そのとなりにこの傘を入れても気にならなくなりました。

しかしながら欠点もあります。ボタンをポチッと押して、傘をバッと開くことができません。そのかわりに、使うときは傘の骨の折り目をぱちぱちと伸ばしてあげる必要があり、閉じるときもパキパキと折ってあげなければなりません。

ただ、「mont-bell製(モンベル)折りたたみ傘の素晴らしさと建築目線からの使うべき理由」にあるように、それでこのプロダクトを長く使えるのであれば、まぁ、許せる範囲ではないかと思います。

迷うところとしては、モンベルには更に軽量128gのU.L. トレッキングアンブレラ(折り畳み時24cm、収納時26cm)があります。
問題は傘の大きさです。トレッキングアンブレラは直径98cm、骨長55cm。U.L.は直径88cm、骨長50cmと、開いたときに10cmの違いがあります。この10cmは結構でかい。上の写真のように、トレッキングアンブレラは、普通の傘と変わらない大きさとなります。
今回、トレッキングアンブレラの購入に至ったのは、「もう傘買いたくない。失くしたくない」からです。なぜなくすかというと「傘立てに入れ忘れるから」が圧倒的に多かった。
「どうせなくすなら使い捨て傘」も考えましたが、前述のようにエコではないし、失くすために買うみたいであほらしい。「だったらちょっとお高い傘なら忘れないのでは?」と思ったけど忘れちゃう・・・。
そこから更に進化して「傘立てに入れなきゃ失くさない = つまり折りたたんで常に携帯すればいい」という結論に達しました。
よって、大きいトレッキングアンブレラを選んだのです。ただ、置き傘や携帯用として使うならU.L.も良いと思います。用途によって使い分ける方法もありでしょう。
ちょうど最近は天気が悪い日が続いており、何回か試しに使ってみましたが、たたむときの面倒さはあれど、それ以外は完璧で大満足しています。強い風も十分に防いでくれて、十分な大きさがあるのでリュックを背負っていても濡れない。普段使いもさることながら、旅行時の傘としても使えそう。
これなら長く使えそう。そして、もう傘を失くさない(はず)。
- 参考: U.L.トレッキングアンブレラ