『おやすみ、ロジャー』という絵本をご存じでしょうか? 心理学・言語学研究者である著者が本気で書いた寝かしつけ絵本です。TVでも紹介されてベストセラーになっています。この本を嫁が隠し持っていたので、なんで隠していたのかを問い詰めてみました。
ベストセラー『おやすみ、ロジャー』
「たった10分で、寝かしつけ!」という帯にもあるように、子供の寝かしつけに効果があるということで大人気になったのがこの『おやすみ、ロジャー』です。
たしかに、小さい子供の寝かしつけは大変。なかなか寝なかったり、暴れだしたりすると、お父さんお母さんのストレスになってしまうぐらい、寝かしつけはとても大変なデイリーワークです。
なぜかこの本が嫁の引き出しに・・・

ある夜、うちに帰って封筒を探していると、嫁の引き出しの一番上に偶然この本がありました。でも、いつもだったらテーブルに置いてるのに、なんでこんなところにしまってるんだろう?
明日、僕をびっくりさせるつもりなのかなと思って、そっとしまって待っていたのですが、なかなか言い出してきません。そこで、TVで紹介されたりしたときに
「この本、本当に効果あるのかなぁー」
とか嫁にふっても
「どうだろうねぇ」
としらばっくれます。怪しいのである日、娘が偶然発見した作戦を実行するため、本を娘に渡し「お母さんところ持って行って」とお願いしました。
僕は知らんぷりしてアルトリコーダーを弾いてたのですが、嫁があわてて本を隠しながら持ってきて、引き出しにこっそり隠してるではありませんか! しらじらしい! そこで、
「その本はなんじゃー! なんで隠し持ってるんじゃー!」
と問いただすと、嫁はこう切り出しました。
嫁の言い分
本は、本好きのお義母さんからいただいたものだったみたいです。ただ、その前に『おやすみ、ロジャー 』の話を聞いた僕が
「そんな、催眠術みたいな方法で子供を寝かしつけるのやだなぁ」とか「こんなん買ってなんとかしたらあかんでー」
って言ってたので、持ってたら怒られると思って隠していたらしい。さらに、バレる前に売るしかないと決意していたらしい。
そこまで追いつめていたとは。

僕はとうの昔に寝かしつけを諦めており、「好きなだけ暴れるがよい」とのんびり本を読んで疲れ果てるのを待つタイプです。
でも、子供が寝た後の時間が貴重なのはとてもよくわかるので、試してみるのもいいかもしれませんね。上の写真のように、読み方を工夫する本なので、やっぱり催眠術に近い気がする。
実際に娘に試してみたら、ちょうど10分(全26ページ中8ページ目)で寝てしましました。効果がありそう!
子供はうるさいところ(車とか電車とか)のほうが落ち着いて寝るので、絵本を読んだりして寝かしつけるのは、効果があるのかもしれません。
リンク: おやすみ、ロジャー 魔法のぐっすり絵本