久しぶりにビリヤードをしてきた。ビリヤードって歴史的な背景でイメージが悪いのが玉に瑕だが、ちょっと前にTVとかで有名人がプレーしたりして、一瞬ブームになったとても楽しい遊びなのでその魅力をご紹介。
頭をつかうスポーツなのだ
昔、関西一円のメンバーを集めて作ったサークルでは、エンジニア率がとても高かった。球がぶつかった時の動き、壁にあたった時の反応、手球の回転と先球の動きの連動などなど、ビリヤードって簡単な物理の知識が必要で、エンジニアにはまりやすいんだと思う。
こういった知識は球屋に置いてあるビリヤード雑誌でも解説されていて、確かうるおぼえの記憶だと藤間さんの本はバイブルと呼べる内容で、ほとんどの理論を網羅していた気がする。
この理論を勉強するだけで、友達ぐらいには余裕でカモれる勝てるようになれる。
自分のキューを持つとできる気分になれるのだ
ビリヤードのキューを持つことは上達への必須条件だ。なぜなら、同じ条件で練習しないと、自分の調子や成長がわかりにくくなる。もちろん、お店にあるキュー(芝キューとか呼ばれる)でもいいけど、「友達に勝てる」よりさらにうまくなるにはキューが必要になるだろう。
キューは1万円ぐらいで購入できる。キューは芸術品なので高いので百万を超える。どこまでお金を出すかはその人次第だが、値段と性能は多少比例するので、初心者が最初に買うなら1〜3万ぐらいのもので十分だろう。
僕の場合は、はじめはもってたんだけど、友達にあげちゃって今はない。だから、ビリヤード場の店員をやっていたときに、店にある芝キューの中からベスト・オブ・芝キューを見つけ出して使っていた。
お店の常連になると楽しいのだ
今回おじゃましたのは、近所のアストロ鶴ヶ峰店さん。プロもコーチに来ていて、定期的にトーナメントもしているので、なかなかちゃんとした球撞き屋な感じがする(ちなみに、僕のときはちゃんとした店を『球撞き屋』、そうじゃないところを『ビリヤード場』と呼んでいた)。
たしかに、昼間から酒のんでやってくる常連さんとかいたけど、みんな負けず嫌いのいい人ばかりだった。常連になると気軽にお店にいけるし、うまい人と遊べると上達も早くなる。
また、ハウストーナメントに参加すると、自分の実力がとても良くわかって面白い。ビリヤードはC級、B級、A級といったクラスがあるので、自分のレベルにあったトーナメントに参加すればいいだろう。このクラスは自己申請なので、ハンデとかが嫌ならいきなりAでもいいと思う。
僕は石橋撞球館という店に数年いりびたってたけど、今はつぶれてしまってもうない。みんな元気かなぁ。
久しぶりに行ってみて
久しぶりに行ってみて、基本練習となるセンターショットをずっとしてたんだけど、フォームを思い出したり、ボールコントロールをイメージしたり、体の感覚を磨いたり・・・、はたからみたら「こいつずっと何をしているねん」と思う感じだろうが楽しかった。
ただ、タバコをやめちゃったので匂いが気になって仕方なかった。やっぱりタバコを吸う人が多いので空気が悪い。こういう環境がよくなれば、オリンピック競技になってもいい気がするんだけどねぇ。
久しぶりだったので、さすがに一人だと1時間もたなかったけど、昔は12時間ぐらいは平気で遊べた。ちょっと練習できたら、ハウストーナメントにでも参加してみようかなぁと思う。優勝でゲットした賞金でキューを買うぞ。
あと、横浜付近でビリヤードする方がいれば、ぜひぜひ真剣勝負しましょう。すべて自分の責任となり、心技体で相手と戦えるのは、ビリヤードの面白いところなんですよ!