
プロジェクトやプロダクト。どんな単位でもいいのだけれど、ある程度の人の集団で働くことが多い場合の話。最近、違和感を感じたのが「チーム主義」みたいな文化だ。軽々しいチーム主義。それだけでは不十分ではないだろうか。
たとえば、プロジェクトやプロダクトに関してゴールがあるだろう。チームのゴールもあるかもしれない。ただ、そこには個人のゴールもあるはずだ。
- プロジェクトやプロダクトのゴールはひとつ
- チームのゴールもひとつ
- 個人のゴールはそれぞれ違う
だから、職能を横断するチームを作ろうが、雰囲気のいいチームを作ろうが、個人のゴールを達成できるとは限らない。なんでもかんでもひとつにすればハッピーみたいな軽率な考えは、個人のモチベーションを下げてしまう可能性がある。
僕の場合、あまり人付き合いがうまくないので、いきなり「明日からチーム一丸でがんばろうね!」と言われるとゾッとしてしまう。なんだか個人を犠牲にして働くみたいなんだもの。
「One for all」。この「All for one」を抜きにしたチーム主義って、すごく働きにくいと思う。