Agile 2011のプログラムが公開!気になるセッションを調べてみよう!

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Agile 2011 Conferenceプログラムが公開されました。国内、海外を問わずAgile関連ニュースを集めようと、FacebookにLet’s go to the Agile Conferenceというページを作っているのですが、そこに友人がポストして教えてくれました。今年も参加する予定ですが、Submissionが900以上届いたそうで、201のイベントがあるみたいです。セッション数が膨大なので、今のうちにチェックしておこうと思います。

Agile 2011

セッションの概要については、カンファレンスガイドブックを適当に訳したので以下を参照ください。

スケジュールのUIがパワーアップしていました。SCHEDというサービスを使っているみたいですね。FacebookやTwitter連携で簡単に利用でき、自分で作ったスケジュールはiCalやiPhone、Google Calendarで確認も可能です。去年はiPhoneアプリもダウンロードできたので、今年も誰かがAndroidアプリを作ってくれるかもしれません。

セッションは大きく分けて以下のステージに分かれています。

  • Adoption & Transformation
  • Agile Boot Camp
  • Agile for Embedded Systems Development
  • Business & Project Management
  • Coaching & Mentoring
  • Collaboration Culture & Teams
  • Development Languages Practices & Techniques
  • Enterprise Agile
  • Hands-on Learning
  • Leadership
  • New Horizons & New Voices
  • Research at Work
  • Testing & Quality Assurance
  • User Experience & Interaction Design
  • Working with Customers

さらにセッションは「Clinic」「Tutorial」「Talk」「Workshop」などにわかれており、セッションの対象となるAudienceレベルとして「Expert」「Practicing」「Introductory」もあります。今年は英語のワークショップやハンズオンで戦えるようになりたいなぁ。

去年はAgileの採用や移行(Adoption & Transformation)、Enterprise Agileを中心にセッションを聞きました。Agile事例の話は国内でも聴くことができる発表という印象で、Enterprise Agileはオフショアなど、世界規模のプロセス運用をよく耳にしました。しかしながら、今の自分の求める内容ではなかったので、今年はちょっと違う話を聞いてみようと思います。

まずは、「Business & Project Management」。これは、ソフトウェアの技術にあまり影響されない、普遍的な課題やスキルであると思います。Agileにとりかかり、成果を見える化できないまましぼんでいく現場を見ているので、そこで役立つ知識やプラクティショナーの経験を聞いてこようと思います。

  • Strategies for Agile Portfolio Management: Kenny Rubin
    • これまでのプロジェクトマネジメントだと、並行してプロジェクトを担当したり、複数のタスクを持ってしまったりする形が多いのですが、よりAgileなポートフォリオマネジメントをディスカッションするセッション
  • Collaboratively Chartering Success: David Hussman
    • チーム内でプロジェクトの概要図(Big Picture)を作るときに有効な「Collaboratively Chartering」の紹介。

あとは、開発言語プラクティスとテクニック(Development Languages Practices & Techniques)が面白そうです。去年、参加していた友人が「技術面のセッションが少ない」と言っていたのですが、今年はプログラミング技術に特化したステージが用意されています。

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まだ、プログラムが公開されたばかりなのですが、プログラムを人気順に並べることができるので、セッションのトレンドもつかむことができそうです。「抽象的なテスト」、「Agileクロージャ」、「マルチ感覚のかんばん(なんだこれ)」、「スケールするシステムでのTDD」、「小さなプロダクトでのCI」などなど。今年は実践的なセッションが詰まっています。

今年は、日本人の発表があります。@sandayuuAgile Education by Object Game – most HISSATSU way to understand it.: Tsuyoshi Ushio, Emerson Millsは火曜日のセッション。黒岩さんのBasic Principle of the TPS and its Practical Ideas for Agile Software Process!: Satoshi Kuroiwa, Kazumasa Ebataは水曜日。日本人の発表があるというのはうれしいですね。

応援してこようと思います。