ダウンロード
PHPダウンロードより「php-5.0.5-Win32.zip」をダウンロード。ここでのバージョンは5.05。
ダウンロードしたファイルを解凍して、「C:\php\php-5.0.5-Win32」あたりに配置する。
DLLファイルのコピー
php5ts.dllをWindowsのシステムフォルダにコピーする。
- Windows2000
- C:\WINNT
- Windows98/MeとWindows XP/Windows Server 2003の場合
- C:\WINDOWS。
php.ini-distのコピー
php.ini-distファイルはPHPの設定ファイルである「php.ini」のオリジナルファイルとなる。これをWindowsシステムフォルダ内にコピーしてPHPを実行できるようにする。
php.ini-distファイルを「php.ini」にリネームしてシステムフォルダにコピーする。
- Windows2000
- C:\WINNT
- Windows98/MeとWindows XP/Windows Server 2003の場合
- C:\WINDOWS。
php.iniの修正
テキストエディタでphp.iniの内容を修正する。全角文字などを使用するとあまりよくないらしい。
フォルダの階層は¥ではなく/で指定することに注意!
include_path
PEAR(PHP標準のクラスライブラリ)を使わない場合はinclude_pathの指定は不要。PEARを使う場合はinclude_pathを下記のように指定。
include_path = ".;C:/php/php-5.0.5-Win32/includes;C:/php/php-5.0.5-Win32/pear"
doc_root
WEBサーバのドキュメントルートを決定する。おそらくココで指定したフォルダ以下でPHPが動作するのではないか?デフォルトはApacheをインストールしたフォルダの下にある「htdocs」になっている。
extension_dir
PHP4ではextensionsだったのがPHP5からはextに変更されている。
extension_dir = "c:/php/php-5.0.5-Win32/ext"
使用するDLLを指定
MySQLやPstgreSQLを使用する場合は、専用のDLLを使えるようにする。
- php_mysql.dll
- MySQLのDLL
- php_pgsql.dll
- PostgreSQLのDLL
など使用するDLLのコメント(; セミコロン)を外して有効にする。
mbstring
マルチバイトの設定を行う場合は以下の場所を設定するとよい。
mbstring.language = Japanese
mbstring.internal_encoding = UTF-8
mbstring.http_output = UTF-8
httpd.conf(Apacheの設定)
Apacheと連動するようにApacheの設定ファイルを修正する。
LoadModule
php5モジュールをロードするように設定する。
LoadModule php5_module C:/php/php-5.0.5-Win32/php5apache2.dll
DirectoryIndex
index.htmlのようにデフォルトで読み込まれるファイル拡張子に「.php」を追加。
DirectoryIndex index.html index.html.var index.php
ScriptAlias
ScriptAliasを設定。意味は良くわからないけどCGIの場所指定?。
ScriptAlias /php/ "C:/php/php-5.0.5-Win32"
AddType
AddTypeを設定。
AddType application/x-httpd-php .php
確認
ここまでできたらApacheを再起動して、docroot以下にPHPファイルを配置する。
// test.php例
<? phpinfo() ?>
ブラウザを開き「http://localhost/test.php」を見ると、インストールしたPHPの情報が表示される。