2007年7月1日。日本最南端の波照間島へ向かう。時間のたつのを忘れるほどくつろいでしまう離島桟橋が新しく「ターミナル」として生まれ変わった。雰囲気は変わっていなかった。よかった。
ターミナル内は広く、船の会社が軒を並べている。離島桟橋のような暑さがない。
波照間島へ到着。人が民宿へとはこばれると、ターミナルはとても静かになる。
ターミナル内部も静かだった。島の時間を感じる。室内には誰も聞いていないテレビの音声が流れている。
お世話になる民宿みのる荘。結局この建物ではなく、おばあの家に泊まることになるんだけど、まーそういうことは気にしない。
島内は広い。自転車でめぐるうちに汗だくになった。広い。
波照間島で作られている泡波。幻ととばれるほど、島の外部に搬出されることがないみたいだった。くせのある味。
島内にはいくつか共同売店がある。島の暮らしを感じる瞬間。
かつてのろしを上げたというコート盛。夜は星を眺めることができる。
昼ごはんは「青空食堂」で。
タコライスは辛かったけど、おいしかった。
波照間島にはこんな道がたくさんある。どこまでも続いていそうな道。
浜シタンとよばれる樹木の群生が海岸沿いに見られる。
潮が引いて海辺は静かだった。静かな海。海風だけが耳を抜ける。
ナマコはあいかわらずたくさんいた。
サンゴのビーチを発見。海岸がサンゴの石でできているプライベートビーチ。
こちらも潮が引いて遠くまで歩いていけそうだった。
最南端の碑へ。日本のはじっこにきたことを実感する。
2匹の蛇をあらわしたモニュメントがあった。
モニュメントの隣、蛇の頭のちかくに日本最南端の碑がある。
疲れたので「みんぴか」というカフェでかき氷を食べる。静かで風が涼しかった。
夜は星空観測タワーへ行った。南十字星は頭の星1つだけ見えた。満月のせいか、星があまり見えなかったのが残念。
夜は泊まり先近くの広場でビールを飲んだ。ガジュマルの木の下で。一人ずつ風呂に入ったので、めずらしく友達一人一人とさしで話をした。こんなにうまいビールはない。こんな気分になる夜はなかなかない。