ネバーランド

映画「ネバーランド」オリジナル・サウンドトラック
子供は30秒で大人になる。
永遠の子供であるピーターパン。
彼が連れてってくれるネバーランドは本当に永遠の世界。そこへいく方法はただ一つ。
劇作家バリ。舞台袖から自分の作品を眺める表情は明るくなかった。
彼はボーイにこう尋ねる。「この劇は最高だといえるか?」
あるとき、いつも行く公園でピーターという少年に出会う。
父親を亡くしてから彼は誰にも心を開かず、バリはピーターという少年の中にある
少年の心にすこしずつ近づいていった。
現実と空想が入り乱れる映画の中で、現実から非現実に飛び込んでいく部分がとてもよかった。
ピーターパンが空をとんだときなんて、身を乗り出して見入ってしまう。
最近のりにのってかっこよくなったジョニー・デップが、今回は静かな物語の中で語りかける。
「想像するんだ。見えるだろう?」
ネバーランドと聞いてマイケルを思い出してしまったのだが、
とりあえず「マイケルマイケル・・・マイケル?」と頭の中大パニック。
誰もが泣ける映画というわけではないが、なぜか懐かしいものがこみ上げる映画だったと思う。
公式WEBには、なんとバリとかかわりのあったあの人がでていたらしい。