
SwitchBot(スイッチボット)のスマートロックプロを購入して3週間が経とうとしています。これまでの人生を考えると30年以上「鍵」を持っていたわけですが、スマートロックの登場で「鍵」を持たない生活がはじまりました。
スマートロックの導入のきっかけ
僕がスマートロックを知るきっかけになったのは、尊敬する友人の「もうこれなしには戻れない」というコメントでした。それからだいぶ時間が過ぎたのですが、なかなか手を付けられず。
しかし、最近になって、子どどが小学校から帰ってきたときに、渡している鍵を使わずピンポンを連打するようになり、「なんで鍵使わないの?」と聞いたら「ランドセルから出すのがめんどくさい」や「上の鍵(うちはダブルロック)が届かない」といったご意見をいただき、それならばと早速スマートロックを試してみることにしたのです。
はじめての設置には1時間ぐらいかかる

うちはドアの上下に2つ鍵があるタイプですが、スマートロックプロだと2つのロックが自動で同期して動いてくれます。はじめてみたときはなかなか感動的な動作です。
スマートロックプロを使うと、スマホのアプリからドアを開けられます。これはこれで便利ですが、スマホが鍵の代わりになっただけなので、持ち物がスマホにまとまったけど、鍵の代わりにスマホになっただけです。これでは差引きゼロ。

そこで子どもでも簡単に使えるように指紋認証パッドも購入しました。これがあれば、指紋認証でドアを開けられ、最悪のときにパスコードも使えます。
NFCカードも使えるので、カードやスマホをかざすと開けることもできますが、鍵の代わりになるだけなので今は使っていません。あくまで「キーレス」にしたいんです。

説明書を見ながらの設置は時間がかかりましたが、なれれば15分でつけられるでしょう。ドアには両面テープで取り付けるので失敗できず(一応、予備の両面テープは1枚ついている)、慎重にならざるを得ません。
最後に青テープで48時間固定して、しっかりひっついたら完成です。

ドアの表面には指紋認証パッドを装着。本来は取られないようにドアに穴を開けますが、うちは賃貸なので両面テープで貼り付けただけです。1万円しますが、知っている人なら簡単に盗めます。が、セコムのシールや、賃貸ならではの監視カメラがあるので、そこまでする人はこのへんにはおらんやろうと見込んでいます。
実際に使ってみた感想
はじめは、鍵を持たず家を出る感覚になれるまで時間がかかりましたが、今はもう鍵を気にせずに出かけるようになりました。子どもたちも自分でドアを開けられるようになりました。
キーレスによる鍵を開ける機能も便利ですが、自動ロックもとても便利です。ドアを出てドアが閉まると自動で扉に鍵がかかります。会社とかで働いている人には馴染み深い機能ですが、ぱっと家を出て「鍵を閉める動作をせずに」そのまま歩いける。すなわち、鍵を閉めるという行為がなくなります。
鍵を持つ。鍵をかける。鍵をかける。これまで何千回も繰り返してきた「当たり前」の行為がなくなると、それらが以外にもストレスだったのだなと気がつきます。
やらなくていいことは全部自動化したいっす。