マーライオンとサニーゴに会いにシンガポールに行ってきた

出張でシンガポールに行ってきました。すべてがわかったつもりではないですが、どこかでみたことがあるものがある国でした。ものすごい過ごしやすさは流石シンガポール。時間が限られていたので、朝の時間や空き時間を使って街歩きしましたが、数日で行きたいところへは行けた気がします。

 

初日はパクテーの有名店で夕食。行列が絶えないお店ですが、回転が早いのですぐに案内されます。

 

スパイシーなパクテーは絶品。ご飯もあるので定食のようにバクバグ食べてしまいました。

 

回転が早いのはお酒を置いてないからですかね。一人飯も多い。でも、ご飯をここで食べてバーに繰り出せるのがンガポールのいいところ。

 

こちらは朝のクラーキーと呼ばれるエリア。

 

夜はこんな感じで観光者向けのお店が集まっています。連れて行っていただいた和食店の刺し身は、日本と変わらない味。お値段は高く、ビールとタバコが$10超えるのがたまらないですね。不健康に厳しい国です。

夜間で歩いても安心ですし、スマホを持ち歩きながらでも盗られる心配がありませんでした。歩きスマホも普通だから、ポケモンGoも安心してできる

 

海辺に歩いていくと、念願のマーライオンと対面。光ってましたね。

 

マーライオンといえば「がっかりスポット」で有名ですが、全然そんなことなかったです。個人的にマーライオンの背中がかわいいし、ずっと口から何かを出している謙虚さには関心しかありません。

 

翌日は早起きしてチャイナタウンに向かって散歩しました。シンガポールのダウンタウンは会社が多いせいか、休日の朝は人通りが少なく、車の帰省が強いせいか渋滞を見ることはなかったです。

 

交通の便はタクシーが普通ぐらいの値段(東京より少し安く感じるぐらい)。地下鉄は安いので一日チケットとかを活用すれば効率よくまわれます。

 

いたるところに乗り捨てられているシェアサイクルも活用できそうですね。シンガポールのようなコンパクトな街は、自転車で充分な気もします。

 

雑多なチャイナタウンはどの国でも面白いですが、シンガポールのチャイナタウンはショッピングモールみたい。まるでUSJやディズニーランドの街のようです。街全体が綺麗すぎて、「街」を感じにくい場所だなと思いました。

 

唯一、街の力を感じたのはリトルインディア。その名の通り小印度です。ここは駅を降りた瞬間に届く騒音、雑踏、強烈なスパイスの匂いがたまらない感じ。インドと違って寄ってくる人が皆無なのが新鮮です。さすがシンガポール。

でも、建物はハリボテみたいで不思議な感覚です。

 

また、中華街の隣にヒンドゥーの寺院があったり、異文化の混じり合いがとてもよくわかります。

翌日はホーカーをはしごしました。昔のシンガポールは屋台がたくさんあったそうですが、国が衛生面を気にしてか一箇所に集めたのがホーカーのはじまりだそうです。だから清潔で安心。そしてダウンタウンの半分以下の値段で食事雨やお酒が楽しめます。まさに庶民の憩いの場所。

 

ひとつめはチキンライスで有名なお店へ。写真を撮り忘れてしまいましたが、ライスが激うまい。チキンもぷりぷりして美味しいのですが、骨が残っているのでめんどくさがりの僕にはいまいち。でもでもライスが激うまい。この味付けは日本にないけど、炊き込みご飯みたいなジューシーさがありました。$5でお腹いっぱい。ビールも$4です。

 

ふたつめはOld Airport Road Food Centre。団地の1階がフードコートになっているような場所です。都心部から離れると一気に民度と不安が高まりますね。人気のヌードルを探してやってきたのですが、あいにく店が閉まっていました。

 

代わりに食べたのCho Kee Noodleのワンタンメン。油麺のようなヌードルです。独特の味でとても美味しく、中華風チャーシューの香りともマッチして一気に食べられます。$4でスープ付き。

 

怖くて食べられませんでしたが、リトルインディアのホーカーは最高民度で強烈でした。とにかく騒がしく酒瓶が転がっています。ルールに厳しい国でありながら、赤信号でもわたっちゃうぐらい自由。さすがゼロを発明したインドですね。

 

炎天下を避けて夕方にガーデンズ・バイ・ザ・ベイに向かいました。シンガポールは日本だと熱帯夜みたいな気候がずっと続きます。だから、日中は歩けたものではない! でも夕方の海辺は風も吹いて気持ちいいです。ガーデンズ・バイ・ザ・ベイを歩いていればサニーゴが何匹か見つかりました。

 

感想はと言うと、子供が走り回るにはいいところですが、そんなに広くもなく、すぐ一周できました。

 

ツリーも人工的なのでとくに感動はなく。ただ、ちょうどコスプレのイベントをしていたので、この変に不自然な場所で、いろんなコスプレを見れたのはなかなかでした。

 

最後はせっかくなので、マーライオンに晩酌してもらいながらビールを飲みました。ありがとうマーライオン。ところで「マー」ってなんだい?

数日いただけですが、見たいところはだいたい見ることができました。安全面が高く、食事も美味しく、テーマパークのような場所なので、子供がもう少し大きくなれば連れてきてあげたい気もします。フライト時間が7時間以上なので、子供が小さいとちょっとつらい距離です。

でも、聞いたはなしですが、動物園は動物の距離が近すぎるらしい! USJもある! 人口だけど海もある! そうなので、いつかまた行こうかなと思います。

そうそう、僕には「どこかでみたことがあるものしかない国」に感じました。とても不思議な国です。