嫁が使っていたWindows Vista 8年もののノートPCが、ものすごく動作が遅くてイライラせざるをえないので、安いWindows PCを探していました。そこで見つけたのがASUS X205TA。先月末に発売されてから「3万円台なのに高性能」と評価が高いようなので、さっそく購入してみました。
ASUS X205TAの実力
いろんなブログでも取り上げられていましたが、Amazonのレビューを見ると、その評価の高さがよくわかります。ポイントは
- eMMC(フラッシュメモリ)なので起動が速い
- 前のモデルは32GBだったのが64GBに増量
- 薄く軽い。重さはわずか980g
- バッテリーの稼働は11.3時間
といったところでしょうか。細かい安っぽさはいくつかありますが、デザインはそれほど悪くありません。
3万円代で買えてしまうX205TA
僕は、大井町にあるヤマダ電機で買いました。価格は34,800円(税込37,584円)です。ポイントが10%だったので、37,584円 - 3,759ポイント = 実売価格33,825円です。
ヤマダ電機は下取りサービスがあるので、それを利用すればさらに100ポイント入ります。ちょうど2010年モデルのMacBook Airが45,000円で売れたので、余裕で元が取れました。
実際に使ってみる
では、開けます。
「In Search Of Incredible」はASUSのスローガンらしいです。よくわからないけどかっこいいですね。
PC本体のほかに、ACアダプターと薄いマニュアル、保証書だけ入っています。ACアダプターはとてもコンパクトです。
初めて起動してから、初期設定(Wi-FiやMicrosoftのアカウント設定など)を行いましたが、10分もたたずに使い始めることができました。
そして以外に使えるタッチパッドも素敵です。「スマートフォンのような感覚で直感的に操作できるタッチパッド」とサイトでは表現していますが、Macと同じような動きはできるので(ただし滑らかさはさすがにAppleの勝ち)、これまでつかっていたMBAと同じように操作できます。
まとめ
メインPCだとちょっと弱いけど、2台目としてや持ち運び用として使うなら文句なしのコストパフォーマンスだと思います。ネットやメール、ブログを書くぐらいならこれで十分です。容量が64GBなので、心配であれば楽天で3,000円チョイで売っているmicroSDXCカードを差し込めば拡張も可能。SDXCだと128GBまで出てます。
また、Microsoft Officeは入っていません。ほとんど使う予定もないので、使うことになったらどうするか考えます。
ふと思ったのは、年末に実家の両親がSurface 3を購入しました。Surface 3は、なかなかいいデバイスですが、いかんせん値段が高い(10万以上した)。さらに、モニタはタッチパネルになってないのでiPadみたいにシュッ! っとできません。Win8だとふとモニタを触りたくなりますが「しかし何も起きない!」ってなり、指紋で汚れます。
よくよく考えれば、この X205TAでよかったんじゃないかって気がしてきました。ただ、もう年なので、孫の写真を指でスライドできるというメリットはありますね。というわけで、用途さえマッチすれば X205TAはコスパに優れたすばらしい端末です。ぜひお試しあれ。