ココロの壁

daipresents2004-07-31
(写真)台風前
今日の日記は僕が見た夢の話である。
なので、これは全てフィクションであり、
この夢から何か危険な心理状態がみられるのであれば、
病院にいってみようっと思っている。(うつとか怖いしね)
目の前に知っている人間がいた。
誰かはわからないけど、知っている人間だった。
彼と僕は、たまに何か話をしている。
急に周りが騒がしくなり、2人ともそっちに目をやった。
すると、周りにも僕の知っている人間がいて、
その人たちがバタバタ倒れていた。
音はまったくしない。
倒れていく人間は全員、ブツブツと体に小さな穴があいていた。
まるで機関銃にうたれていく兵士のように、
体中に小さな穴をあけながら、くずれるように倒れていった。
すると、目の前で話していた人間の顔に、
ブツブツと穴があいた。
「穴」といったが、よく見ると、
穴は銃弾のようなものでふさがっているのがわかった。
突き抜けることなく、穴は彼の顔にあいていく。
仕事で名前しか知らない人間が目の前に立っていた。
顔はぼやけて見えない。
なのになぜかその人が、メールでしかしらないような人間であることはわかった。
彼は僕に対してとても怒っていた。
僕に対して暴言を投げかけるが、不思議と怒りはこみ上げてこなかった。
僕は少し下を向いて、机の端に置かれた紙がゆれるのを見て、
黙ってそれを聞いていた。
目の前の風景が、レンズを除いたように少し遠くに見えた。
この不思議な感覚は、子供の頃、高熱でうなされているときに
よく見た風景だった。
僕は、四角くて少し弾力のあるものを噛んでいるような感覚だった。
遠い風景からはジンジンと音がする。弾力は増し、感覚が狂っていく。
すると、誰もいない部屋なのに、たくさんの人の声が早送りで聞こえた。
聞いたことのある声や、早送りで聞きづらい声まで、
たくさんの声が、僕の周りを回って、渦のようになって囲まれる。
包まれるといったほうがいいのだろうか。
ぐるぐる回る声が壁になり、僕はさなぎのように動かない。
弾力のある感触はまだ消えない。
背中から何かが登っていくような感じだった。
首と肩の間に力が入り、反るように体を伸ばす。
やがてそれは、頭まで到着し、
グオン、と僕は体を大きく反らした。
なぜか泣き出しそうになる。
もう止めて、もう止めてと心の中でつぶやいたけど、
全然この不快感は消えない。
誰も助けてくれない。
目が覚めると、何も変わらない自分の部屋だった。
人が死んでいったり、自分が壊れていったりする夢を見て、
その映像は鮮明に頭の中に浮かぶのに、何も感情がわかなかった。
むしろ静かだった。

“ココロの壁” への 3 件のフィードバック

  1. halunanaさん、こんばんわ。ガチャピンの話しはもう6?7年前の話です。が!ガチャピンは今もがんばってます。うぅぅ。。かっこいいですね?。

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  2. 「目の前の風景が、レンズを除いたように少し遠くに見えた。」って、だいさんのとは違うのかもしれないけど、俺も同じような感覚になってしまうことがありました。

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  3. こんにちは?。先日はブログにコメントありがとうございました。・・・不思議な夢ですねぇ。お疲れなのかなぁ。それと、ガチャピンの記事が笑えました・・・ぁ・・ぃゃ、たいへんためになりました(笑

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