電力自由化なんて関係ねーなと思ってたら大和ハウスの賃貸に住んでいる自分には関係あった話

電力自由化

電車の広告に電力自由化がたくさん出てくるようになった昨今。自分には関係ないと思っていた電力自由化だったけど、実は賃貸に住んでいると影響が出るんだなってことに気がついた。その理由は、こんな冊子が大家さんから送られてきたからだ。

子会社が電力を配給するビジネスモデル

うちはダイワハウス子会社の大和リビングマネジメントが運営している「D-ROOM]という賃貸に住んでいる。社会人になって今年で13年。ホテルぐらしを入れて8回引っ越してきた僕にとって、D-ROOMの住みやすさは尋常じゃないぐらい素敵。

しいていえば、「なんでそこにコンセント作るかなぁ」ってところぐらいだ。専用の賃貸検索サイトもあるのでぜひぜひどうぞ。

大手企業さんが大家さんの代わりにいろいろやってくれているので何かと安心。だが、こんな手紙が届いて「うーん」ってなった。

電力自由化

配給サービスをさせていただきたくご案内申し上げます。

つきましては、次回の検針時より電力配給契約の変更をお願いしたく、お手数ですが、同封の「電力配給サービス契約申込書」にご署名ご捺印の上(期限内までにご返送)をお願い致します。

誠に勝手ではございますが、皆様方には何卒ご理解を頂き、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

要約すると、さらに子会社である「大和リビングユーティリティーズ」が電力配給サービスを開始するからら、「そちらを使ってくれませんか?」って案内なんだと思う。

でも、「いただきたく」や「したく」って言ってる割に、急に期限入りの署名捺印を求めて、最後に勝手へのご理解を求めるツンデレぶり!

詳しく調べてないけど(間違っていたらごめんなさい)、電気自由化によって電気料金収入を各社が奪い合うことになるので、住宅提供している会社は、収入源を増やす狙いで子会社を作り、自分たちが扱う物件からの電気料金収入を狙える。多分、そこから電気を配信している東京電力とかにいくらかは支払われるのかな? 格安携帯のMVNOに似てますね。

でも、この文書を読むかぎり、全員必須で切り替える必要はなさそう。僕にはメリットもあまりないので切り替えない。それに、自分はこういうのを疑う人間なので、

  • 切り替えた後の電気料金に関する、料金体型など具体的な説明がないから判断できない。比べられない。
  • ただ「高くはならない」と書いているだけなのが逆に怖い。
  • まるで切り替えるしかないような書き方でありながら、強制しない絶妙な文章の書き方が怖い。まるで誘導しているようだ。
  • 「切り替えたくない場合」の説明がないのも怪しい。

から、もうちょっと誠意のある説明をしてほしいなぁって思った。D-ROOMは本当に住みやすい物件だけに、なんか残念な気分。

大和ハウスの賃貸物件についてなのですが、電気大和ハウスマネジメントからの配給とはどういったことなのでしょうか?

↑ 同じように悩んでいる人もいるみたいね。回答もまちまちだけど、強制力はないはず。乗り換えて料金が上がったとかいう人もいるらしい。さらに、千葉県は注意を呼びかけてるし、トラブルも増えてるみたい。

無視してたら二回目が送られてきたから「今のままでよいです」と返事を出しておいた。様子を見てから自分にあったベンダーを選ぼう。

でも、電気がいきなり止まったらどうしよう。困るなぁ。

追記… 「今のままで問題ありません」と返信してから音沙汰なし。理由を伝えてサービス向上に向かってくれれば嬉しいですね。

さらに追記… 大家/管理会社から電力会社の切り替えを要求・強制された場合の対処法を見ると「任意」とのこと。うちは自由化前数年前に引越したので問題なさそうですが、今後は賃貸契約時に強制されるのかもしれませんね。

さらにさらに追記… こういったお願いもくるので注意が必要。

https://daipresents.wordpress.com/2017/daiwa-living/

さらにさらにさらに追記・・・ネットが遅い場合も連絡を。

https://daipresents.wordpress.com/2020/wi-fi6/

さらにさらにさらにさらに追記… 同意しなかったせいか玄関前に張り紙されました↓。やることが露骨すぎて逆に好感持てるね!

“電力自由化なんて関係ねーなと思ってたら大和ハウスの賃貸に住んでいる自分には関係あった話” への 1 件のフィードバック

コメントは受け付けていません。