批判だけのニュースだけでなく賞賛を

感想おまちしてます!

2007年今年の漢字は「偽」となった。食の偽、お金の偽、公務員の偽、住宅の偽。すべてが【自分さえよければいい」という発想が元になっている気がする。
今年の漢字は「偽」 清水寺貫主「悲憤に堪えない」 by asahi.com
昨日、News23で財政破綻した夕張の特集をやっていた。昔、ひどい炭鉱の爆発があり、沈下するために川の水をトンネルに注水したらしい。中にはまだ人が残っていたという。ニュースではそのあたりから夕張の歴史は沈んでいったと語られていた。
後藤謙次 夕張を行く by TBS News23
夕張の女子中学生2人が書いた新聞が「わがまち新聞コンクール」の優秀賞を取ったというニュースもあった。その中で、僕が深く感心したのが、彼女たちのインタビューだった。そこで一人がこんなことを言っていた。
「批判ばかりの最近のニュースみたいにはしたくなかった」
市が悪いとか夕張ではいろいろなことが言われているらしいが、彼女たちはそれら悪いところだけではなく、いいところも紹介したかったらしい。


北海道・夕張市立清水沢中学校1年生の小野真如月さんと島谷祐希さんは、「夕張にはもう夕張メロンしかない!と思った」らしい。彼女たちをみていると、女子中学生らしいかわいさと、しっかりと前を向いた意思を感じて、僕はとても感動した。後ろばかり、自分ばかり見ている大人に見せて土下座させたいぐらいだ。
朝日新聞の「アサヒる」。報道ステーション古館さんの「で、だからどうした?」と突っ込みたくなるぼやき。暴走するみのもんた。確かに批判ばかりが目立つ。中学生からもそう見えているというのが、大人として申し訳ないと思ってしまった。
最近、自分の会社の後輩がこんなことを言っていた。
「失敗して怒られるのはあっても、成功して褒められることがない」
これも、「批判ばかりのニュース」と同じ問題が原因となっている気がする。最近は怒るのが得意な大人が多い。僕も働いていてそう思うことがよくある。怒るのではなく、叱ることができないのではないか?そもそも、怒ると叱るの違いを考えたこともないのかな?と思うようになった。
逆に褒めるのが下手糞な大人も増えている。僕もお客さんから褒められることはあっても、自社の人間から褒められたことなんて、ここ3?4年ない。「よくがんばったな」の一言を周りで聞くこともない。
僕は、今回のニュースやこれまでのことを考えて、上手に叱れて上手に褒めることができるスキルも、「大人」を名乗るための必須のスキルじゃないかと考えた。このままだと、ピーターパンな大人が増えて、子供たちは未来を楽しみにしなくなってしまう。
それだけは、なんとしても防がなければならない。これは全大人の使命だ。
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