Miroを使った問題を掘り下げやすいふりかえりのテンプレート

リモートでのMTGが増えたので、ホワイトボードのかわりにMiroを使う機会が増えました。今回は、ふりかえりで使っているMiroテンプレートのご紹介。

Miroを使ったふりかえりテンプレート例

まずはふりかえりの流れを左側で表現します。

  • 前回のTry: 前回の「いまいち」とそれに対する「チャレンジ」をコピペします。よって、高さを「いまいち + チャレンジ」にしておくと便利です。
  • KPTに入る前に最近「決めたこと」を通るようにします。そうすることで、新しいルールの理解を深めていきます。ルールや規律はこことは別の場所にまとめていき、新メンバーのオンボーディングなどでも活用できます。
  • よかったことを書き出します。良いことと悪いことだと、人間は悪いことをよく覚えているそうなので、「良い!」と感じたらMiroに書きのこしてもらうといいかもしれません。また、よかったことが繰り返しでてきたなら、チームのルールや規律に昇格しましょう。
  • いまいち、チャレンジを書いていきます。違うフォーマットであればそれにあわせ、いまいちとチャレンジがつながるように色分けしておくとよいとおもいます。ここでは「なぜなぜ」といった原因分析を濃い黄色、チャレンジを赤い付箋にしています。

ふりかえりを繰り返していくと、ある程度のパターンが見えてきます。

  • いったん止めたいこと
  • エスカレしたいこと

こういったよくある何かを置く場所を用意します。大切なのは「どこか適切な場所で出てきた意見が処理される」ことだと思います。

いったん止めるならパーキングロットに駐車しておいて、定期的にふりかえりましょう。ここでは解決しないなら、解決する場にエスカレーションしましょう。

問題掘り下げ型のテンプレート例

問題掘り下げが必要なふりかえりで利用しているフォーマットです。この3〜5年、いろんな現場のふりかえりにあわせて進化し続けた形になっています。

上から順番に

  • 課題を見つける
  • 何が起きたかを知る(問題をテーブルの上においてチームで眺める)
  • どういう不利益があるかを見定める
  • めざすべき理想はなにか?
  • 何を学び、何をチャレンジするか?

と、考えやすい流れに従って進めることで、チャレンジに繋げやすくしています。

似たようなツールでMuralもありますがそこはお好みで。

  • 参考:
    • Miro
    • 今回作ったテンプレートは僕のMiroに残しているので参考にどうぞ

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