映画「リトル・ミス・サンシャイン」

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リトル・ミス・サンシャイン
夢と希望をのせて、黄色いバスはハイウェイを走る。
久々にスカッとする映画を見た気がする。脚本がとてもよくできていて、アカデミー賞にもノミネートされているらしいね。細かいところで気が利いていて、思わず笑ってしまったり、ちょっと考えてしまったり、本当に不思議なアプローチでメッセージが伝わってくる映画だった。
仕事に失敗した父親、ドラッグにおぼれる祖父、ゲイで失業した叔父、ニーチェを尊敬する兄、ミスコンに夢中な妹・・・。彼等はおんぼろの黄色いバスにのって、カリフォルニアのミスコンへと旅に出る。

普段はまとまりのない家族が、いざという時はうまく機能してしまうさまに一度でも畏敬の念を覚えたことのある人すべての心を打つ作品である。(東京映画祭 田中千世子さんのコメント)

バラバラの家族を見て、兄は「地獄だ」という。しかし、困難を越えてコンテスト会場に向かうにつれ、自然に、とても自然にまとまっていく。
黄色いバスは、途中クラッチがきかなくなり、車を押して勢いでギアを入れないと走らなくなるし、クラクションが壊れて、断続的にクラクションが鳴るし、ドアは外れるし。
家族は、毎回バスを押し、キャーキャーいいながら飛び乗る。「負け組」と呼ばれるだろう家族なんだけれど、彼らを通して、この映画は僕らにエールを送ってくれるのだろう。
人生とはそんな黄色いバスみたいなもので、ちょっと力を入れないと物事は進まないし、進むだけではなく、その流れに飛び乗らないといけない。
リトルミスサンシャイン オフィシャルサイト
第19回東京国際映画祭 コンペティション