映画「ALWAYS 三丁目の夕日」

感想おまちしてます!

ALWAYS 三丁目の夕日 通常版
久々に暖かい日本映画を感じた。
校庭で飲んだ生暖かい水道の水の味。
わずかに残った空き地の草の匂い。
近所で有名な偏屈親父。
サンタクロースはまだ来てくれますか?
100円でたくさん買い物できた駄菓子屋。
静かで怖かった神社でのかくれんぼ。
何もなかったのに、確かに何かを感じた。
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僕は裕福な時代に生まれた人間なので、この映画を見て「懐かしい」なんてことは言えないんだけど、TVを近所中で眺め、力道山を応援する姿を見ていると、なぜか涙が溢れ出す。
好きな人に好きだと伝え。
腹が減ったら腹が減ったといい。
頭にきたらとことん暴れる。
それが許されていたのではなく、それでも許してくれた時代。映像からはぷんぷんと人間の匂いがたちこめてくる。その人間臭さに脱帽した。
東京タワーと共に進んでいく時代。今の時代の夕陽が、この時代の夕陽とおんなじであることを祈る。そして、同じように生きていける時代であることを祈る。