お前には何が見える

感想おまちしてます!

今思えば、高校生時代の僕は精神的に病気(もしくはなりかけ)だったんだと思う。
とても不安定な僕は、時々パニックになるときがあった。パニックになると目の前が真っ白になる。霧に巻き込まれるように一瞬で(圧倒的に)囲まれていくようにみえるのだ。当時は「うつ」なんてあまり知られていない。当然、僕もそんなこと知らない。そうなったとき。僕はこう自分に言うようにした。これは図書館で読んだ「MIST」という本から学んだものだ。
「お前には何が見える」
また、たくさんの感情があふれると人間は受け止められないものなのだ。そういうときは「九九」をずっとつぶやいていた気がする。
1 * 1 = 1
1 * 2 = 2



僕は「自分が変だ」と理解しても、今、元気に過ごしているのは僕の性格が関係しているのかもしれない。
「まけるもんか」
最期に僕をささえるのはこれだけだ。相手が病気であれ、人間であれ。
ようやく認知されてきた精神の病気。偉そうにいってしまうが、自分が病気であっても負けないでほしい。どんなに自分が惨めでも、どんなに自分が弱くても。どんなに自分が普通じゃなくても。
だからといって、自分が正しくない理由にはならない。
そう考えると、いろんなものが見えるようになる。エヴァンゲリオンで最期のほうに「ありがとう」って文字が大きく出るところとか、鉄コン筋クリートのラストの言葉とか。それらがあらわすことは、人から許されるという精神に対する癒しなんだと思う。僕はそれらを知ったときに泣きそうになった。多分、感情とはこういうものなんだろう。
あなたには何が見える?
僕には笑ってる自分が見えるよ。
鉄コン筋クリート (1) 鉄コン筋クリート (2) 鉄コン筋クリート (3)

コメント

  1. エヴァンゲリオンの音楽センス

    曲数は少ないながら聞き終わった後の満足感がとても高いです。これなら『エヴァ』初心者にでも安心して薦められます。価格も据え置きなのがうれしいです