
mablはテストケースをバージョン管理してくれます。
mablのブランチ・バージョン管理
Webの自動テストに限らず、開発において、ローカルで実行して問題なければDEVで実行して・・・という流れは一般的だと思います。
mablのようなテストプラットフォームでも、テストを作り、ローカルで実行し・・・という流れを守らなければ、誰かの修正がすべてのケースに影響を与えてしまう可能性があります。これは非生産的です。

使い方は簡単。Gitと同じくmasterブランチがあり、その他ブランチも作成できます。ケースの履歴は「CHANGE HISTORY」で追えます。

マージは作成したブランチからmaster方向のみ対応。これだとマージするときにmaster側が上書きされてしまいます。よって、修正対象のケースがすでに修正されていて、masterにマージされていた場合はその変更が消えてしまいます。
差分表示もされないので、ブランチシステムがない場合にくらべてましだけどまだまだ危険性があります。このあたりは将来的に改善されそうですね。

トレーナーからもブランチを指定できるため、そのブランチのテストケースを実行したり、そのブランチでテストケースを修正・・・も可能。
ブランチはテストケースでもPlan(テストケースをまとめたもの。テスト計画に近い)でも指定可能なので、単体で、まとめて、テスト実行も可能です。

Revertも「CHANGE HISTORY」から簡単に実行完了。「20200129テストケース.xls」みたいなのはもう必要なし!